麻布十番・スーリヤ スペシャルランチ(1,200円)

 

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 六本木通りから少し奥に入った東麻布の住宅街には、カレータウン的にカレーを出してくれるお店が、点在している。
 日替わりでメニューを変えているお店の3種の豆カレーにしようか、外観から昭和な雰囲気をかもし出すお店のチキンカレーにしようか、迷った中で選んだのは、非常にベタな選択ながらも、有名処であるこのお店。
 店内に入り、厨房の横にある席に座ってメニューを確認して、カレーが2種類選べるスペシャルランチを、マトンカレーとベジタブルカレーの組み合わせで注文。
 最初に運ばれてきたサラダのまろやかなドレッシングで、口の中を辛い味付けに敏感な状態にしてから、待つこと約7分、大きなプレートが運ばれてきた。
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 やはり、真っ先に目が向くのは、約30センチ近くはあろうかという大きなナン。まず、カレーをつけずに食べると、表ふんわり中ムチムチ、そして釜に張り付いていた面が、パリっと香ばしく焼かれていたので、軽さをも感じさせる。
 次に2種類のカレー、まずはマトンカレーに浸して食べると、ゆるくトロみがついたソースの旨みと、ナンのコクが組み合わさった濃厚な味に、スパイスの刺激が覆いかぶさってくる。マトンの食感としては部位によっての変化があり、ぷるっとした食感に当たると妙にうれしくなる。
 次にベジタブルカレー。こちらはスパイスの組み合わせよりも、野菜の味がカレーソースの味によって、
上手く引き出されている点が印象的。カリフラワーやジャガイモ、ナス、インゲンが…と思っていると、いきなり辛口の刺激が。
 そういえば、どちらのカレーも「辛め」で注文していたことを忘れており、安心して食べていると、口の中には野菜の旨みをはるかに凌駕するスパイスの強さが。マトンよりベースがマイルドな分、刺激は強い。
  
 ライスとナンの使い分けについては、完全に好みの問題。ナンのボリュームに対して、ライスのほうが
サブ的な位置づけ。ただ、どちらのカレーもスパイス感を強めにしたこともあって、個人的にはナン向けという印象。
 おかずもの二品については、ナンの上にある「パコダ」はナスの天麩羅。衣に入ったカレー粉が油っこさを消して、ナスのボリューム感に食べやすさを加えた味となっている。 また、どちらのカレーに浸しても、互いにとってのプラスα的なものにもなる。
 タンドーリチキンはしっかりとした肉の味、そして色イメージどおりに濃厚なスパイスの刺激。脂の旨みではなく肉本来の旨みがしっかり組み合わさっている。サイド的なメニューっぽさもあるのだが、この味はメイン級である。
 そして最後は、デザートの「キール」とおぼしきものの、ココナッツミルクのまったりなめらかな食感から広がる甘さで、スパイスの刺激をやさしく緩和して締める。ランチセットとしてかなり上手く構成されているという印象のプレートだった。
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ローカルフードデザイナー/伝承料理研究家/復興庁「専門家派遣集中支援事業」登録専門家
地域食材・食文化をテーマにした商品開発や地域活性事業の企画・運営、取材、執筆、撮影、講演活動、地域メディア・ソーシャルメディア運営アドバイザー。人×食×地域の繋がりを強くする取組みをしています。プロフィールやお問い合わせは下のリンクから。
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