新橋・Bottega Viola ヤリイカ、ツナ、キャベツ、フレッシュトマトのアーリオ・エ・オーリオ スパゲティ (1,000円)

 

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 「東京のこんな場所に温泉が!」
 というのぼりが正面にある法曹ビルの裏手に、こんな行列案内が貼られたイタリアンがある。この日も6人待ちの状態だったのだが、パスタが食べたいというテーマがあったので行列に加わる。そして、待つこと約20分。ようやく店内に入ることができた。
 ここのランチタイムメニューは3種類。フジッリ、ホタテ、ブロッコリーのオーブン焼きという限定10食メニューを注文したところ、あいにくの売り切れ。ということで、ヤリイカのアーリオ・エ・オーリオを注文。すると、すぐに運ばれてきたのがこのサラダ。
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 レタスと水菜が盛られた大き目のプレートに、生ハムとサラミソーセージが盛られて、周りを卵焼きやトマトで彩ったカラフルなサラダ。ドレッシングは奥のビール瓶に入っているのだが、実はこれ、バルサミコベースのドレッシング。
 ハムやサラミそして卵焼きによる、塩味のコントラストで野菜を食べて、そこにドレッシングの甘みと酸味が加わるという、食べやすさとちょっとした工夫に満ちた一品。
 そして、パスタが運ばれてきた。ちなみに、行列時間とは対象的に、ここまで約7分。
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 たっぷりのキャベツを筆頭とした具と、スパゲティの量は5:5に近い分量。まず、スパゲティを食べると、なんともいい具合のアルデンテ。スパゲッティーニよりも少し太めのスパゲティだけに、最初の歯ざわりから芯に当たるまでの噛み心地が楽しい。
 また、キャベツが大きめに切られていることで、噛むと甘さがじゅわっと広がる。小さいとこれが弱くなってしまうで、大胆に使っているところに、素材の良さを引き出さんとする意思が見えて好感。
 一方のヤリイカは、その味よりも弾力のアクセントとして存在感を発揮。ツナとともに、さっぱりしながらボリュームを出すという部分で機能しており、どちらも、あえて後ろに回っているような作りになっている。
 これらを包み込む、オリーブオイル、赤唐辛子、そしてニンニクによるソースは、かなりマイルド。個人的には赤唐辛子とニンニクの刺激がもう少しあってもいいのではと思ったのだが、これは野菜の甘みの強さにもよるものか。なので、皿の上のスパゲティと野菜がなくなっても、スープとして一口、また一口と飲み干してしまう。
 食後はエスプレッソを注文。
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 キャパが14席、店員さんはシェフとドゥカティ(イタリアのバイクメーカー)のロングスリーブTシャツが似合う奥様の2人。やはり店舗スペースが小さかったり店員さんが少ないので、客回転は遅くなるのだが、回転が遅くなる一番の行列の理由は、この店の居心地の良さによる、お客さんの滞在時間の長さだと納得してしまった。
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ローカルフードデザイナー/伝承料理研究家/復興庁「専門家派遣集中支援事業」登録専門家 地域食材・食文化をテーマにした商品開発や地域活性事業の企画・運営、取材、執筆、撮影、講演活動、地域メディア・ソーシャルメディア運営アドバイザー。人×食×地域の繋がりを強くする取組みをしています。プロフィールやお問い合わせは下のリンクから。
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