ひるどき青森シリーズ・その0 ~東北新幹線・南三陸海宝弁当(1,000円)~

 

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 出張で青森に2泊3日で訪問することになり、朝8:28発のはやて号に乗車。で、八戸に向かう車内で考えていたのは、八戸の駅でどんな駅弁を買おうかということだけだった。
 八戸の駅というのは、新幹線を降りてエスカレーターで改札に向かうと、駅弁が20種類ぐらい揃ったお店があったり、青森・八戸方面に向かう東北本線のホームにも、しっかりと駅弁が売っているという、いわば駅弁天国である。
 で、どちらのお店にも八戸限定の駅弁というのが売っており(注・基本的に同じ種類が売っていますが、新幹線改札付近の売店のほうが、多種だったり東京方面のお客さんも大勢いるので混んでいます)、エキベニストとしては、限られた乗換えの時間で、どれを選ぶかというのが楽しみになっている。
 ところが、今回の乗り換え時間というのは、約6分。しかも、乗っている新幹線の車両というのが、なんと一番後ろの車両。
 「駅弁を一つも食べられない状況になっても、八戸の駅弁を狙うか、それとも新幹線の車内でうっちゃるか…」
 と、色々な意味でなんとも悩ましいリスク分析をしていた時には既に仙台駅。未だ、どちらか決めかねていた自分であったのだが、ふと、席の横を通った売り子さんのカートを見ると、自分にとって魅力的な素材がデザインされた駅弁らしきものを発見。カートを止めてじっくりと見ると…
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 速やかに購入決定。そして、八戸から青森本線に乗り換えてから包装を解く。
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 いい感じの容器が顔を出し、更にフタを開くと…
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 三陸産のイクラや紅鮭の漬け焼き、ほっき貝煮、宮城県産のアナゴ、そして、大本命の宮城県産のカキが、いい具合に揃い踏みとなった豪華版。
 この駅弁、第1回みやぎOrara駅弁コンテストという大会で、見事グランプリに輝いた一般公募の作品。栄養的なバランスに偏ったものではなく、旅に必須の「とにかく、名物に浸りたい」という、至極当然の消費者の心理が反映された一品というのが第一印象。
 
 イクラのしょうゆ漬けの味付けも濃さがほどよく、紅鮭の少し強めの味付けと親子関係になっているのを含めて、味付けでもいい関係になっている。また、ほっき貝も思ったよりもしっかりした食感。
 一方、仕切られた反対側にあるのは、煮アナゴとカキ煮という、イクラ側の赤に対して、茶色が主体になったもの。アナゴのさっぱりとした味付けと対照にあるのはカキ煮。
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 やっぱり、これが一番旨く感じてしまった…
 この手の海産物たっぷりな駅弁だと、写真から得る期待値と比較して、実物ガックリというケースがなくはないのだが、これは期待値に近いレベルで海産物を楽しめて、海宝弁当というネーミングに負けてない一品となっている。
————– 
 ということで、通常の東京版と並行して、「ひるどき青森シリーズ」と題して、2泊3日で食べた全10食を随時お送りします。アイデンティティに満ちた青森の食材と料理を、たっぷり紹介していきますので、お付き合いください。目印は「青森」タグです。
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ローカルフードデザイナー/伝承料理研究家/復興庁「専門家派遣集中支援事業」登録専門家
地域食材・食文化をテーマにした商品開発や地域活性事業の企画・運営、取材、執筆、撮影、講演活動、地域メディア・ソーシャルメディア運営アドバイザー。人×食×地域の繋がりを強くする取組みをしています。詳しいプロフィールは下のリンクから。
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コメント一覧

  1. 華麗叫子 より:

    海宝弁当、まことにビューチフルですわ♪
    全ての具が慎ましやかに、
    かつゴージャスに
    鎮座していらっしゃる様子は本当に美味しそう。
    当たり外れが大きいだけに、
    駅弁で成功するとなんとなく気分がむふふってなりません事?

  2. takapu より:

     【華麗叫子さま】
     いえいえ、叫子さまのビューーーーーーーーチホゥな姿ほどには…
     駅弁って、旅において色々な役割を果たすべきものだと思ってまして、この駅弁では「旅の序章」としてしっかりと役割を果たしてくれました。
     なので、車内では「おー、これはこれは」という、妙な笑顔でむつ湾を眺めておりました(笑)。

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