ひるどき青森シリーズ・その2 ~青森・「王味」で食べる、田子にんにくたっぷりの餃子と、野菜炒めとレバニラ炒め~

 

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 ホタテの子を堪能した後に案内してもらったのは、青森駅から少し離れたところにある、この中華料理屋さん。
 おそらく、一人で青森を回る際には、店の扉を開くことに躊躇してしまうような外観なのだが、実はこのお店は青森県内でもかなりの有名店とのこと。ということで、「ここの餃子はすごいですよ!」と、ご案内いただいた方に続いて店内へ。


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 入口のすぐそばにはカウンター席があるのだが、店の奥は、細い通路と広い座敷というレイアウトで展開されている。この写真だと、なんとなく世界の車窓からに出てくる食堂車的に見えてしまうのは、自分だけだろうか。
 で、注文したのは当然ながらの餃子と、ビールと自分用のりんごジュース。餃子が出てくる前に、タレが出てきたのだが…
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 いきなり、にんにくである。
 このお店の餃子にはにんにくがたっぷり入っているということは、移動のタクシー内で聞いていたのだが、この時点で気合の入り方が違うことを確認する。そして、テーブルを見渡すと…
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 にんにくと組み合わせるのは、豆板醤ですかぃ…と心の中でつぶやきつつ、小皿に豆板醤を取る。ちなみに、実は摩り下ろしにんにくも、たっぷりとボトルに入っていたのだが、まずはそれを使わずに食べてみようと、小皿には盛らずの状態。
 そして、お待たせしましたとばかりに餃子が運ばれてきた。
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 いやぁ…すごいにんにくの香り。普段食べている餃子と一番違うのは、この運ばれてくるまでに漂ってくるにんにくの香りの強さ。それは、「野趣溢れる香り」といったな上品な表現が似合うものではなく、生理的に食欲を刺激する、いい意味でムチャクチャなもの。
 ということで、早速一つ食べると…

いやぁ!うんまぃ!!!

 見た目と違ってムチムチと柔らかい皮を噛んだ瞬間に、じゅわっとあふれ出すのは、にんにくと野菜のエキス。小さなボディにたっぷりと詰まったエキスが皮と一緒になると、本能から旨いと感じてしまう。そして、クセになってしまう。まるで麻薬である。なので、おかわりとなる。
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 そして、タレに浸して豆板醤をつけて食べる。
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あぁ!たまらんです!!

 大量に食べてはいけないと、普段は自己規制してしまうような食材だけに、この味にどっぷりと浸かってしまうと、にんにくの虜になってしまう。なので、堰を切ったように体内にはにんにくがたっぷりと取り込まれる。
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 時に、りんごジュースを飲みながら食べるのだが、やっぱり止まらない。いや、この店で止まってはいけないんだと思う。
 
 と、ここで、餃子以外に注文した野菜炒めとレバニラ炒めが運ばれてきた。
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 これも、モヤシのシャキシャキした軽快な食感といい、キャベツの甘みといい、レバーのこってりした味といい、どちらの皿も絶妙の味付けになっており、申し分なし。ご飯かご飯かご飯が欲しくなるのだが、体内には大量の餃子が取り込まれているので、妙な気分での自己規制。
 で、更にこのお店はラーメンがえらい旨いということで、注文しようと思ったのだが…次回来訪時に取っておくことに。というか、もう餃子で満足満腹だった。
 いわゆる郷土料理とは180度違うのだが、郷土食材のいいところを120%使っているこの餃子、まっとうに青森を代表する料理だと思う。正直、青森に来た際には、ここは本気で外せない。
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ローカルフードデザイナー/伝承料理研究家/復興庁「専門家派遣集中支援事業」登録専門家
地域食材・食文化をテーマにした商品開発や地域活性事業の企画・運営、取材、執筆、撮影、講演活動、地域メディア・ソーシャルメディア運営アドバイザー。人×食×地域の繋がりを強くする取組みをしています。詳しいプロフィールは下のリンクから。
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コメント一覧

  1. まさぴ。 より:

    う~ん、うまそうだ。
    ふと、今はなき熱海駅前の中華食堂の餃子を思い出した。帰りの車内が大変な事態にな記憶とともにね(笑)。

  2. takapu より:

     【まさぴ。さま】
     コメントが遅れてしまい、申し訳ありませんでした…
     これは…本当に旨いですよ。理屈を抜いてえらく信じられないほどに、身体が欲するんです。
     ちなみに、翌日の打ち合わせの際には、このお店で食べたことを話したら、身体から発するものを、温かく理解していただきました(笑)。

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