銀座・葉景乃 握りの前の賑わい。
旨いランチと郷土食フリークの皆様、お待たせしました。ひるどきでございます!!!!!!
さて、現在のひるどきは何位になっているでしょうか?
6月19日にチーム下戸として集まった際に、こちらの方がこちらの方に話した一言、「やはり、最初に会ったお店に行きたい」というリクエストが実現。で、今回はとある企画めいたものの打ち合わせも兼ねていたので、こちらの方も参加。
4人が集まって、ウーロン茶3、ビール1で乾杯をした後は、ダシの旨みがぎゅっと詰まったナスとシシトウ、そして毛豆をつまみながら、握りではなくまずは色々と出してもらうことに。
・マグロとヒラメの刺身
舌にふれた瞬間から、じわっと溶け出すトロの脂。そして、強めの食感から広がる繊細な甘さが印象的なヒラメ。
・大トロとネギのねぎま焼き
表面が焼かれたことで封じ込められたマグロの旨みが、かみ締めると同時にあふれ出す。もちろん、ほわっと広がる苦味から甘みへと転ずるネギとの相性も申し分なし。
・ホタテ貝柱の磯辺焼き
一言で「贅沢」。大ぶりの貝柱をガブリガブリとまたガブリ。
・牡蠣
自分の目の前に、こんな具合にホヤと牡蠣が並んでいれば、前者はエプロンさんが、後者は自分が注文。
海味主導ながらも、しっかりとしたワタのコク、そして外套膜が持つ独特な旨み。約10センチの大きさで楽しめるのは、それ以上のスケール感。
・アワビの刺身
強い食感からじんわりと伝わる滋味。
・玉子焼
お寿司屋さんのカウンターで食べる玉子焼の味は、不思議な何かが働いて旨さが増す。
・イカゲソの刺身
ナンコツの部分も入った新鮮なゲソは、瑞々しさから染み渡る上品で繊細な甘みに溢れている。
・焼きホヤ
以前、このお店で食べたホヤは軍艦巻き。なので、ノリのコクも含んだ味だったのだが、焼きホヤでシンプルに食べると、まるで這うように低い位置から上昇するかの苦味。ただ、この苦味という到達点にいたるまでの複雑な味は、牡蠣のごとくに他の貝にはない味わい。
・莫久来(バクライ)
ホヤとコノワタ(ナマコのワタで作った塩辛)を和えたもの。弾力から広がるその味は、塩味の組み立ての中に、苦味がちりばめられたもの。いわゆる「複雑な味」というものなのだが、考えてみるとコノワタ自体をあまり口にすることがないので、「贅沢な味」となる。この味を理解できるのはいつになるのだろうか…
今日もご覧いただきありがとうございます。もう一押し、お願いします。人気blogランキングへ