青森駅・七兵衛や これぞフジツボ!!!!

 

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 旨いランチと地元食フリークの皆様、ひるどきでございます!!!!!!
 ところで、現在のひるどきは何位になっているでしょうか?
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 えげつなく、でもクセになるほど煮干しの効いたラーメンを食べた後、無人駅から各駅停車に乗って弘前市から青森市に移動。キャリーバッグをガタガタ揺らしながらしんみち通りを進み、ホテルにチェックイン。
 さて今回、青森市に来たのは、どうしても食べたい食材、身に覚えあり。ということで、その食材マニアな方々と合流して、事前に予約してもらったこの居酒屋に入店。
 で、あぐらがかけるテーブル席にドカリ。でも、自分は座高が低いので正座。そこに運ばれしは、トゲトゲな殻に入ったウニに、ジュレ状のつゆが満たされたもの。


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 ちょっと濃い目でプルプルな、ダシの効いたつゆジュレが、ふわっと軽いウニの甘さと一体に。固い殻とやわらかいジュレを合わせた時点で、見た目に印象的。
 次に、何やら白がアクセントになった器が。
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 ウナギとナス、そこに山芋というこれぞスタミナな組み合わせ。煮汁をあふれんばかりに吸い込んだナスの旨みと、ウナギのこってりな旨み。これを山芋が覆いつくす。でも、ばくばくと食べてしまう。これが粘り気がなせる勢いか。
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 お刺身だって輝いている。それは新鮮だからこその酸味が効いた味だったり、甘くやさしい味だったり。弾力については見た目と噛み心地がしっかり一致。そして、味はそれを上回るうれしい誤算。
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 「焼き台が来るから真ん中を空けてね!」という合図で始まったのが、焼まくりな楽しい時間。シイタケ、サザエ、ミスター青森な山菜・根曲がり竹、お隣は北海道で獲れるカンカイ、同じく隣の岩手から来た前沢牛、イカの口、タコの頭…うーん、ありそうでないラインナップ。
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 あとは、自分の好きな順に焼くべし。でも、不思議とサザエ、カンカイと根曲がり竹を焼く順番は4人とも一致。
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 熱でエキスを溢れさせた後のサザエは、ワタが濃厚で身も弾力から旨みが。根曲がり竹だって、とうもろこしみたいな味だし、大降りでグラマーなイカ口は、クニャクニャと歯茎に心地よい疲労を与えつつ、舌には心地よい旨みを与える。
 さて…いよいよ、本日の主役が登場。
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 フジツボ。こちらの方が妙にお気に入りの甲殻類。しかも、5月から8月ぐらいまでしか食べられない。それが圧倒的な量で目の前に。
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 シンプルに塩茹でされたフジツボは、ツメのような物体をつかみながら、殻の周りに箸を入れて中に潜んでいる食べる部分をそっと取り出す。
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 こんな感じに。
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 カニ?エビ?はたまたウニ? いや、○○に似ているというより、甘く瑞々しく完全にいいところ取り。でも、オリジナリティに溢れた味。小さい身体に圧倒的な個性が詰まって、食べ応えありあり。ちなみに同行の方、「このフジツボは食べやすい。本来はもっと磯の香りが強くて・・・」といった具合に、フジツボへの思い炸裂。
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 そして、身を抜き出したこのつゆがたまらない。グイっと一口で飲めてしまう感覚は、なんとなく日本酒のおちょこの感覚。で、フジツボは一つまた一つと消えていき、大皿には茹で汁が。半分シャレでこれを飲むと…ちょっと、店員さん。一つお願いが。
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 すごく丁寧な接客が素敵な澤田さんに、大皿を一旦下げてもらい…
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 厨房で作ってもらったのがこのお吸い物。一口目の衝撃、これは凄い。二口目以降の味わい。やっぱりすごい。比類なきダシが効いたお吸い物、身に覚えがなかった。ちなみに、このお店のまかないでは、この茹で汁を使ったラーメンも作っているらしい。うーん…身体がうずく。
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 うずく身体には、ホタテの磯辺巻き。でも、ただ単にホタテの貝柱を巻いたものではなく、細かく刻んで地のキノコとおぼしきものをミックス。そこに投入するのは
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 少しトロミがかかったタレ。絡めて食べれば海苔の香りと貝柱の甘みが際立って、キノコのクニャクニャで心地よく。
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 根曲がり竹はどんな調理法でも旨いもので、塩味でトロミが効いた煮物によって、野生の味と香りの組み合わせがすごい。霰の色とガリっという食感が効果的。
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 そして、シメはご飯ではなく、つるっと喉越し爽快な温玉うどん。
 さて、来年はいつこのお店に行くべきか…いや、フジツボがなくても、圧倒的な素材力と澤田さんの温かみに溢れた接客に会いに行かなくては。でも、やっぱりフジツボは捨てがたい。うーん…リピーターになればいいか。
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ローカルフードデザイナー/伝承料理研究家/復興庁「専門家派遣集中支援事業」登録専門家 地域食材・食文化をテーマにした商品開発や地域活性事業の企画・運営、取材、執筆、撮影、講演活動、地域メディア・ソーシャルメディア運営アドバイザー。人×食×地域の繋がりを強くする取組みをしています。プロフィールやお問い合わせは下のリンクから。
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コメント一覧

  1. つきじろう より:

    でましたね、フジツボ。
    しかし takapu様にとっては、別の「ツボ」にはまった気配が
    写真の1枚から伺えますが・・・☆

  2. ちはやまこと より:

    私 フジツボはまだ未食なんですが、今度青森に行く機会があればチャレンジしてみたいですね(^O^)
    お料理もどれも美味しそうだし、お店の方の応対も素敵みたいだし 来年もリピートするべきだと思いますよ(*^_^*)

  3. あな より:

    ひょえー、これがフジツボですかっ!
    東京ではなかなか食べることが出来ないでしょうね・・・。
    それにしてもフジツボ以外のお料理も
    どれもこれもおいしそうですねぇ!
    というわけで、昨日は元気をわけていただき
    ありがとうございました。
    今日のあなは快晴でございますっ☆

  4. くに より:

    フジツボでた~。まだ食べたことないですよ。最後の温玉うどんも美味しそうですね~。

  5. 早坂 より:

    ふじつぼのラーメン!!食べてみたいですよね~。美味しそうです。
    いかの口も気になりますわ♪

  6. ヒロキエ より:

    こちらの方が妙にお気に入り…って、あんたかて気にいったんやろっ!?
    「フジツボラーメン」を全青森ラーメン屋さんの、夏場のレギュラーメニューにするように提案して下さい委員長!

  7. takapu より:

     【つきじろうさま】
     いえ…気のせいです。でも、その通りです。(笑)

  8. takapu より:

     【ちはやまことさま】
     ぜひぜひ、これは一度味わっていただきたいです。このお店、料理も接客も、そしてお値段も非常にやさしい設定となっております。
     ということで、来月にリピートの可能性が…

  9. takapu より:

     【あなさま】
     いえいえ、こちらこそ偶然の出会いでして…フジツボを食べた瞬間と同じぐらいの衝撃が走りました。
     東京では、なかなか出しているお店が少ないのですが、やはり青森でこそな逸品ですよ。

  10. takapu より:

     【くにさま】
     すいません、お先にいただきました(笑)。フジツボのダシが最後のうどんに入っていれば…いや、そうなると凄すぎます。

  11. takapu より:

     【早坂さま】
     うーん…フジツボのラーメンが気になってきました(笑)。イカの口は、すごい弾力でしたよ。しかも、甘かったりしますし。

  12. takapu より:

     【ヒロキエさま】
     やはり、ここはフジツボタツミとフジツボヨシアキという、妙な組み合わせでチームを組むということも…
     ということで、フジツボラーメンをレギュラーメニュー化できれば…いいのですが。

  13. jitoma より:

    これだけ、高評価いただいているので、
    次に来青の際にどうしたらよいか、
    かなり迷っております。
    我が家のみずの水モノとかでよければ、
    いつでも出せますがねえ。

  14. takapu より:

     【jitomaさま】
     いえいえ…何でも旨いではありませんか。みずの水モノをいただけるだけで、あっしは幸せでござんす。

  15. ぶれいぶ より:

    すっかりフジツボブームですね~。この際青森ブームを作って首都圏でも食べられるようになったらいいかも。
    他の料理も旨そうです。焼き干ラーメンや煮干ラーメンもまた食べに行きたいなぁ。

  16. にこちゃん(^v^) より:

    お久しぶりです。
    このフジツボは小粒でかわいらしいかんじですね。
    (大きいものは握りこぶくらいあるらしいんですが・・・←見るのがちとこわい 汗)
    ところで、旧ひるどきは閉鎖されちゃったのでしょうか?
    どこからたどっていいのかわかりません。
    田町・芝浦のお店検索したいんですが、でてきませんね・・・残念。

  17. takapu より:

     【ぶれいぶさま】
     いえいえ、ぜひとも青森に足を運んでください(笑)。
     煮干ラーメンや焼き干しラーメン、東京人が求めるラーメン像と違うだけに、これも青森じゃないと食べる機会が少ないですよね。
     つまり、ぜひとも足を運ん…(略)

  18. takapu より:

     【にこちゃんさま】
     ども、お久しぶりです。
     殻は結構大きいんです。でも、中身は小粒で凝縮されていて、これで身が大きいと大味確実なのかなぁ…とも思いました。でも、そんな疑念を振り払ってくれるのが、青森の素材力ですが。
     で、旧ひるどきは閉鎖しておりません。各カテゴリの記事を見ると、一番下の記事に、「これ以前のひるどきは…」というのがあります。それが旧ひるどきへの入口です。
     ただ、田町・芝浦の店はゼロです(笑)。
     

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