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町田・Akiy de Provence オムライスコース(997円)

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 旨いランチと郷土食フリークの皆様、ひるどきでございます!!!!!! 
さて、現在のひるどき、順位はいかほどに?
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 ある日、町田の長崎屋がある通りを歩いていたら、目に飛び込んできたのは、鮮やかな紅が目を引くこのお店。
 店頭に飾られていたプレートを見ると、このお店のランチメニューの名物は、店頭で一つずつシェフが作り上げるオムライスをベースとしたコース。幸い、お腹の空き具合もほどよく、そういった意味ではオムライス日和だったので入店。
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 渡されたメニューを見ると、ここのオムライスにはソースが4種類用意されており、どれにしようかと迷いつつも、結局は一番上に書かれていた、プロヴァンス風ドミグラスソースのオムライスを注文。
 フライパンでオムライスが仕上げられるまで、少しだけ時間がかかるのだが、その時間のパートナーになるのは、コースについてくる前菜3種。
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 鴨のロースト、スモークサーモン、そしてポテトサラダの3品。特に秀逸だったのが、マッシュポテトのごとくに滑らかな口当たりに仕立てられたポテトサラダ。ピンクペッパーの刺激が、ポテトのやさしい甘さを一層際立てる。
 そんなポテトサラダを食べていると、目の前にオムライスが運ばれてきた。
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 とにかく、トロトロ。盛り上がっていた食欲が、視覚で喚起されてしまった自分は、すぐにスプーンを伸ばす。抵抗なくスプーンが入り、ソースを絡めて卵と中のライスを引き上げて口に。
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 やさしくてまろやかなドミグラスソースには、塩辛さやクドみといったものは皆無。ジャガイモ、ニンジン、タマネギの甘さが、ソースの丁度良く心地よい味の濃さを立体的にしてくれる。そして、卵に包まれたライスは、ニンジンやコンニャクといった和の炊き込みご飯になっているのだが、その味付けがソースの世界を壊すことなく、卵の甘みに包まれて三位一体になっている。
 オムライスが抱えがちな問題は、ソースと卵に目が行ってしまい、ライスとのバランスが取れなくなることで、独りよがりなオムライスになるということだが、これは逆にあってほしいバランスの見本となっている。
 そして、トロトロの卵。実は自分が住んでいるエリアの界隈にある宝夢卵(ほーむらん)というもの。相模原はこの卵や「昔の味たまご屋さん」といった、実力派の養鶏場が数多くあり、土日の直売所には常に車が停車中といった具合になっている。
 もちろん、この卵の実力がソースとライスのバランスを取っているのだが、この味にとって一番重要なのは、何一つおろそかにすることなく、実直に丁寧にオムライスを調理している、シェフの実直な姿勢。
 やはり、作り手の気持ちは味の乗り移るものである。
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takapu

ローカルフードデザイナー/伝承料理研究家 食や旅をテーマにした商品開発や既成品リノベーションを始め、コンテンツ企画、取材・執筆・撮影、PRツール制作、漫画原作、講演、事業所の強みづくりコンサルティングを手がけています。 これまでの商品・コンテンツ制作実績等のプロフィールや、お仕事に関するお問い合わせは、下のリンクからお願いいたします。

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