銀座・煉瓦亭総本店 カキフライとライス(1,400円+200円)

14/02/2008東京,銀座,揚げ物,ひるベスト!!!

 旨いランチと郷土食フリークの皆様、ひるどきでございます!!!!!! 
さて、現在のひるどき、順位はいかほどに?
 
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 実は、自分はこの日が誕生日。ということで、ランチとして真っ先に浮かんだのがこのお店。8分ほどの行列を経て2階窓際の席に案内され、メニューを見ることなくカキフライをライスと共に注文。
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 大きさ約9センチのカキフライが6粒。さっそく、ナイフで二等分して口に運ぶと、サクサクと粗めのパン粉から強く軽快な音が響き、牡蠣のエキスがまさにあふれ出してくる。生食用ではなく加熱用を使っているのに、感覚とすると生食用に近い味。ただ、強い磯臭さはないので、ジューシーな分だけそう感じさせるのだろう。ちなみに、牡蠣は宮城の松島産を使用。
 また、衣と牡蠣がぎっちり詰まっているのではなく、少しだけ空間ができており、ここにエキスが滞留することになるので、二等分するとじわっとあふれ出してくる。ナイフの動きを強くすると、衣が牡蠣から剥がれてしまうので、やさしく扱うことが必須。
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 そして、これに添えられたタルタルソースが、黄身の色を活かした色合い。たいてい、タルタルは白が強いのだが、ここまで黄色が強いのは珍しい。で、このソースを絡めてみる。
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 すると、タルタルがカキと一体になることで、どちらかが消えるのではなく、ソースの甘みとカキ特有の風味が融和したものが生まれ、後に十二分の満足感を残すこととなる。
 付け合せのポテトサラダも、シャクシャクとした瑞々しい細胞による口当たりから、自然でありのままの甘さと濃さを口に残してくれる。
 近くの三州屋のカキフライが、ワイワイと賑わいの中で食べるのにふさわしい、どちらかと言えば銀座的じゃない味とすれば、このお店は銀座らしいカキフライの姿と味。でも、どちらも旨い。やはり、ハシゴという選択肢もありかもしれない…
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著者プロフィール

takapu

ごはんフォトグラファー/Local-Fooddesign代表
食にまつわる各種コンテンツ制作(フォトグラファー、エディター、フードライター、インタビュー)、商品開発・リニューアル提案、PRツール・ロゴ制作などを手掛けます。
創業75年以上の老舗食堂を紹介するウェブサイト百年食堂の制作・運営もしています。
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Posted by takapu