弘前・弘前さくらまつり ~日本一の異名は伊達じゃない!こんなにスケールが大きくて、こんなに「来てよかった」と思えるなんて… その1~

 

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 まだ自分が青森に移り住む前、というよりは、青森との縁ができる前、テレビで「GWの観光客数ランキングは…」というニュースになると、必ず耳にしたのがこの弘前さくらまつり。
 ただ、当時の自分は正直なところ、花が主役のお祭りというものにさほど興味がなく、好きなサディスティックミカバンドの曲と同じ名前の、「どんたく」のほうが気になっていた。
 でも、青森に来てから、地元の方にとってのさくらまつりの位置づけについて、色々な方にお話を伺うと、気持ちは180度変わって、絶対に行かなくてはというものになっていた。とはいえ、堤川の桜でも十分満足していただけに、グラスから溢れるほどの期待値ではなく、表面張力ギリギリの期待値だったが。
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 そんなさくらまつりに、自分は東京からの客人の案内役を兼ねて参加することに。東門口から公園に足を踏み入れようとすると、周辺のお堀には既に桜の花びらによるじゅうたん。
 今年の弘前は、桜が例年よりも1週間以上早く咲いたので、早くも風に舞った花びらが一枚また一枚とジグソーパズルのように、お堀を埋めつつあったのだ。そんな姿を横目に先へと進む。


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 最初に出迎えてくれたのは、ソメイヨシノではなく横浜緋桜。青森には横浜町という町があるが、これは神奈川の横浜に住む園芸家の方が、交配して作り出したというもの。薄曇りの空の下だったせいか、鮮やかなピンク色が印象的。
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 右を向いて、三の丸方面に歩を進めると、ピクニック広場には弘前雪明かりという八重桜を初めとして、数多くの桜が見ごろを迎えていた。ゆえに、お花見を楽しむ地元の方々も満開モード。
 ちなみに、弘前公園にはなんと50種類近くの桜が植えられているとのこと。そこに、桜以外の花も多種多彩な顔を覗かせているのだから、一年でもっともコントラストを楽しめる時期であることは間違いない。
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 このあたりから、露店の姿もちらほらと。好きな花を手にしながら花を見るという至福の時間。桜を中心とした花文化が浸透していることに、弘前という街の姿を感じる。
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 ただ、自分はどうしてもババヘラ系のアイスのほうが、気になってしまうが…
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 露店と桜が左右に並ぶシチュエーション。夏か正月にしか露店と接点がなかった自分にとって、新鮮な気持ちになれるのと同時に、本当に不思議な感覚になる。
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 嶽きみの天ぷらを食べながら、やはりあまり目にしない品種の桜を見る。ちなみに、これはアンパンの上にちょこっと乗っている、桜の塩漬けによく使われる関山なる品種の…はず。
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 このお祭りの露長の特徴の一つとして、露店が出ているスペースがしっかりとエリア化されており、ダラダラと20歩ごとに1店みたいに散らばってないこと。なので、下り坂であっても、しっかりとエリア化されている。
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 そして、こういったお惣菜系の露店が多いのも、特長の一つ。坂を下りきったところで、案内図を見ると、どうやらまだ全体の4分の1しか歩いてない模様。まだまだ、先は長いといったところか…いや、桜に囲まれた道を歩く贅沢を長いなんて言ったら、津軽為信のバチが当たってしまうに違いない。
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ローカルフードデザイナー/伝承料理研究家/復興庁「専門家派遣集中支援事業」登録専門家 地域食材・食文化をテーマにした商品開発や地域活性事業の企画・運営、取材、執筆、撮影、講演活動、地域メディア・ソーシャルメディア運営アドバイザー。人×食×地域の繋がりを強くする取組みをしています。プロフィールやお問い合わせは下のリンクから。
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コメント一覧

  1. KAO より:

    すごい!!!
    あたり一面サクラ・サクラ・サクラですね!
    私も一度、弘前の桜は見に行きたいと思っています。昨年のGWは、角館へ行ったのですが、まだちらほら咲いているだけで、寂しかったです…。

  2. takapu より:

     【KAOさま】
     桜を観るというより、桜に漬かりに行ったような感覚でした。
     1本でも、心のよりどころになってくれる存在が、数千本もあるという経験は初めてでした。とにかく、包まれるかのような感覚は、「人生一度は」といったものです。
     角館の桜も、私が行くとしたら桧木内川堤と武家屋敷とで、先に観るもの・後にとっておきたいものとで、迷ってしまいそうです。

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