東銀座・銀三 肉汁つけめん(並)と串天(680+100円)

27/06/2008東京,東銀座,うどん,ひるグッド!

旨いランチと郷土食フリークの皆様、ひるどきでございます!!!!!! 
さて、現在のひるどき、順位はいかほどに?
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仕事で一泊二日コースの上京。
で、新店溢れる中央区界隈で何を食べようかと思っていたところ、最近こちらで紹介されてい讃岐うどん屋さんしかないだろう!と思い直行。
歌舞伎座方面から来ると、「意外に大きな提灯が目立たない」と感じながら到着。元々、本命はリサーチ済みの肉汁つけめんだったのだが、一応は一通りのメニューを見ることに。
ただ、レジが入口も入口なところにあるので、メニューを見ていると、行列の後ろに並ぶ方々の視線が気になる。これは、なんとかならんものか…特に雨の日あたりが危険か。
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流れ作業で作られる肉汁つけめんと、串に刺さった天ぷらを受け取り、コップに水を入れる。ここで、イス・テーブル席が満席だったので、厨房の裏手にある立ち食い席に向かおうと思ったものの、この受け取り動線が狭いので戻れず。
なので、お盆を持って外を歩くというプレイ。最近、この手の経験がなかったので、新鮮と言えば新鮮だが…
ということで、ようやくありついた讃岐うどん。片手でつけ汁を手にするとふわっとラー油の香り。そこに、もう片手でうどんをわしっとつかみ、服にはねない程度の勢いでつけ汁へ。
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見た目のとおり、よく絡む。油が絡むし肉も絡む。この感覚は、港屋の肉そばのつゆに近い。
で、うどん自体が持った時点で分かる程に、細長い粉の塊になっていない。ズズっと強く食べるのではなく、すすっと滑らかに口に入っていく。ただ、これもつけ汁がはねない程度にしなければ。
讃岐うどんのお店なので、ダシとうどんの関係を楽しむというイメージになってしまうが、ここは汁の辛さと肉を麺と一緒に食べるといった具合。
一方の串天。どうしても讃岐うどんの場合は、「天ぷらコーナーから好きなのを選んで、ちくわ天が売り切れだと敗北感に満ち溢れる」的なイメージが強くなってしまうが、このお店は潔く鶏肉やタマネギ、ナスに…といった具合に、色々なものを楽しめるカタチになっている。
ただ、個人的には飽きるほど同じ種類の天ぷらを食べるのが、讃岐うどんの醍醐味なので、大盛にすればよかったと後悔。つけ汁が余ったこともあったが。
ちなみに、食後はいりこ出汁で「スープ割り」をするのが流儀ではあるものの、このつけ汁だと割ってもあまり醍醐味なし。ぶっかけグループのメニューでやることをオススメ。
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と、色々めぐらせて食べたあとは、落書きの時間となる。妙に上手いイラストが混ざっているのが、不思議な食後感を印象づける。

著者プロフィール

takapu

ごはんフォトグラファー/Local-Fooddesign代表
食にまつわる各種コンテンツ制作(フォトグラファー、エディター、フードライター、インタビュー)、商品開発・リニューアル提案、PRツール・ロゴ制作などを手掛けます。
創業75年以上の老舗食堂を紹介するウェブサイト百年食堂の制作・運営もしています。
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Posted by takapu