(改めて)田舎館村・田んぼアート2008は、これから見頃を迎えます。

 

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幕末古写真ジェネレータさんで加工しました。
青森から車を走らせること約1時間。
カーナビと道路標識にしたがって津軽平野を駆け抜けると、目の前に現れるのがこのお城。実はこれ、平成7年度に築城された田舎館村役場の建物。まるで某焼肉のタレの工場のように目立つ。
この「田舎館城」の向かい側、道を挟んだ先にあるのが、田んぼアートが植えられている田んぼ。
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田んぼアートは、青森県産米の「つがるロマン」、黄稲、そして紫稲という3種類の稲が持つ色の違いを使って描かれている。
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毎年5月下旬に行われる、地元の方を中心とした田植えに始まって、9月末頃の稲刈りまで約4ヶ月。カレンダーが1枚めくられる度に、稲の色も少しずつ変化していくので、一ヶ月前に見た田んぼアートと、今見る田んぼアートの姿は違うものとなる。
以前は、この田んぼアートを眺めるために、田んぼの中に見学用の遊歩道が設置されており、ほぼ身長と同じ高さから眺めるというものだったが、その後、築城された役場の天守閣から眺めることができるようになり、今の観覧スタイルが定着することになる。
とはいえ、この位置で見るだけでも「おぉ~」と色合いの違いに唸ってしまう。
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なので、まずは田んぼに近づいて、間近で稲の発育や近くでこそ楽しめる色合いの違いを感じてから、この天守閣を一段一段登っていくことをお勧めしたい。
すると、眼前に広がるこの感動が一層膨らむと思う。


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まるでテレビの走査線のように、きめ細かく描かれた大黒様を見ると、日本が持つ精密な技術とセンス、そして田んぼという資源をハイブリッドスタイルにすると、ここまでアートの形に昇華するものか…と感心し、そして心から感動してしまう。
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そして、この田んぼアートに盛り込まれている技術の一つが遠近法。この天守閣から眺めることで、もっともバランスが取れた画になっている。それが顕著に現れているのが、もう1枚の田んぼキャンバスに描かれた恵比寿様。
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天守閣は一つしかないため、メインキャンバスとは正対してアートを楽しむことができるが、もう1枚の田んぼキャンバスと正対して眺めることができない。なので、斜めに見てもしっかりと綺麗な姿になるように、デザインされている。
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八甲田山系の山々と、両雄並び立つ姿が与えてくれる時間は、まさに「一生に一度は」という絶景に違いない。
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絶景を堪能した後は田んぼアート期間中、役場の敷地内に出店しているお店をブラブラと。
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そこに見つけたのが、このたんぼアイス。
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リヤカーによるチリンチリンアイスと同じく、シャーベットスタイル。
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シャクとした軽い歯ざわりから、フワっと溶けるその味は、リンゴの甘酸っぱさをメインにした混ざりっ気なしの味。唯一、せっかくの「田んぼアート」なのに、おにぎりやご飯を出しているお店がなかったのが残念なものの、この味は必須といったところ。
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ローカルフードデザイナー/伝承料理研究家/復興庁「専門家派遣集中支援事業」登録専門家 地域食材・食文化をテーマにした商品開発や地域活性事業の企画・運営、取材、執筆、撮影、講演活動、地域メディア・ソーシャルメディア運営アドバイザー。人×食×地域の繋がりを強くする取組みをしています。プロフィールやお問い合わせは下のリンクから。
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コメント一覧

  1. より:

    おぉ、この田んぼアートは凄いですねぇ。

  2. takapu より:

     【魯さま】
     私も、現物を見るまで「うーん…果たしてどれほどまでに凄いものなのだろうか」と思っていました。
     現物を見て、その認識が本当に誤っていたことを感じました。
     これは、本当に凄いです。

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