黒石市・マルタフルーツストア 焼きそば

 

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黒石焼きそばは、特定のお店で食べると「うーん…他のお店の味は、どんな感じなんだろう。」と、絶対に気になってしまう食べ歩きアイテム。だからこそ、飽きることなく次から次へとお店を渡り歩きたくなる。

黒石商業高校前のお店
で食べた後、次に向かったのは三角屋根が目印のこのお店。看板は出ていないものの、この建物自体が看板だ。
店内に一歩入ると、目を落ち着かせる場所がないぐらいに、色々な商品が陳列されている。
確かに、フルーツストアということで店内には果物も売っているが、それ以上にお菓子やら生活雑貨やらが置かれており、まるで昭和のスーパーみたいな趣がある。
ただ、その中でも一番目を引いたのはお惣菜ケース。焼きそばを食べにこなければ、この中身を1,000円分ぐらい買って帰りたくなるラインナップ。そして、その魅力を高めてくれるのは、お店の奥から聞こえる揚げ物の音。
ところが、このお惣菜ケースには焼きそばの姿が見当たらない。お店の方に伺うと、「そこ、そこ、発泡のケースがあるでしょ?」
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あった。ガムテに焼きそばの文字がしっかりと書かれている。
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ドラクエの宝箱を開けるような感覚でフタを開ける。すると、大小の透明ケースに入った焼きそばの姿が視覚を、ふわっと香るソースが嗅覚を虜にする。やられた、大も小も買うしかない。
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熱々のところを車の中で食べると、甘辛のソースが太平麺にしっかりと絡んだ、気取るとこなくシンプルで温かみがある味。具がほとんど入ってないのも、麺が主役の黒石やきそばらしくていい。だから、思う存分口の中にすすって、モグモグと頬張る。で、ごくり。
食べ終わるころには、車の中はソースの香りで満たされた。洋服にもかすかながらのソースの香り。でも、それもまた醍醐味だ。
ところで、車内で食べやすいものと言えば、片手で食べられるパンとなりますが、こちらのページで、創作に打ち込みやすい環境の中で、非常に丁寧に作られたパン屋さんを紹介しています。ぜひ、お立ち寄りください。

ローカルフードデザイナー/伝承料理研究家/復興庁「専門家派遣集中支援事業」登録専門家
地域食材・食文化をテーマにした商品開発や地域活性事業の企画・運営、取材、執筆、撮影、講演活動、地域メディア・ソーシャルメディア運営アドバイザー。人×食×地域の繋がりを強くする取組みをしています。詳しいプロフィールは下のリンクから。
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コメント一覧

  1. ROOSTERS より:

    黒石で散々焼きそば食ったけど。
    ここの焼きそばが一番美味かった。
    焼きそば自体が、美味い食い物ではない。
    故に、この焼きそばには趣すら感じられた。
    ここの焼きそばは今一度喰いたいと
    東京より熱望しています。
    素朴を通り越した美があると思います。
    潔い。
    また、完璧でもあると。
    昨今色んなものに凝ってはいるけど。
    シンプルなその美しさは感涙ものです。
    あのおばちゃんが亡くなったら、
    食えなくなるのかな?と思うと、
    あのおばちゃんが無形文化財です。

  2. takapu より:

     【ROOSTERSさま】
    私も、ここのやきそばの、忙しさに巻き込まれずに作る姿勢が好きです。
    注目を浴びる存在となった黒石やきそばに携わる人や店は、マップ片手に食べ歩くお客さんが増えたりしたことで、色々な意味で忙しさを増しているはずなのですが、このお店は、日々の仕事を徹底することに変わりなく、変に軸がぶれたりしてないですよね。
    それこそが、まさに自然体の姿であって、それこそが買いたくなる魅力になって。
    具を食べるものじゃなく、麺とソースを食べるという本流を教えてくれるこのお店は、やっぱり私にとってもフェイバリットです。

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