八戸・みろく横丁 狭い横丁にひしめくのは、何でもありの多種多彩なお店たち。

 

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この街が特に活気づく時間帯は早朝と夜だと思う。
早朝には陸奥湊で朝市が開催され、地元の方々や観光客によって、路面で売られる商品が動く度に、駅前通りの賑わいは増していく。
一方、夜の舞台は繁華街周り。そして、そのランドマークとなっているのが、みろく横丁。以前、「わが家」というお店で飲んだせんべい汁や鯖を食べたときの、八戸・食のツートップが生む破壊力は、今でも心に焼き付いている。
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でも、観光客が求めるお店だけが繁華街にあるべきお店ではない。やっぱり、地元のお客さんに親しまれてこそのお店と、観光客向けのお店がしっかりと両立するからこそ、相乗効果が生まれる。
たとえば、このお店「庵」ではお通しを口にしながら、
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三陸生牡蠣のポン酢和えで、瑞々しい牡蠣の旨みを堪能しながらくつろぐ。
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そして、傍らには下戸の自分でも飲めるような、甘く口当たりやさしいみかんのお酒。ちなみに、このお酒は埼玉産。青森でも、この切り口でりんごのお酒を作ればいいのにと思う。
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ただ、オレンジジュースのように、ゴクゴクと飲めてしまうのが、ある意味で悩ましいところ。
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これと合わせてみたのは、「そばかっけ」という平べったいそば生地の中に、トマトソースとチーズを閉じ込め、カラっと揚げた一品。
伝承型郷土料理と洋の組み合わせを提供しているお店には、素材を重んじる料理を上手く使っている料理と、「とりあえず、勢いで組み合わせてしまえ」といったものがあるが、これは前者。
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で、このお店の向いにあるのが、家庭料理と海鮮系食材がメインのお店「美味」。ベタな店名ではあるものの、名は体を表すであるならば、気取った名前で伝えたいことがわからないお店より、何百倍いいと思う。
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ガラス戸越しの眺めが目の前に広がると、身体が一気に温まったり美味い香りを身体に取り込むことでほっとする。
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天然ホヤの刺身には、臭み皆無で独特の苦旨エキスがたっぷり。
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そして、秀逸だったのがイカゲソのゆで汁。実は正式メニューじゃないものをいただいたのだが、他に何も入れずとも、シンプルに旨いイカエキスがたっぷりと詰まった一品になっている。
ついつい、「もしも、この汁でイカ茶漬けを食べたら…」と、お茶漬け好きであり、ここ数日で八戸ファンになられたであろう、この方のように思ってしまった。
そんな居心地いいお店を後にして、向かった先は今のみろく横丁で一番注目されているであろうお店だった。
ところで、青森といえば八戸にしても青森市にしても弘前にしても和のイメージが強いですが、洋食のイカす(あえてこの表現です)お店が青森市にありました。詳しくは、ナワメシで!

ローカルフードデザイナー/伝承料理研究家/復興庁「専門家派遣集中支援事業」登録専門家 地域食材・食文化をテーマにした商品開発や地域活性事業の企画・運営、取材、執筆、撮影、講演活動、地域メディア・ソーシャルメディア運営アドバイザー。人×食×地域の繋がりを強くする取組みをしています。プロフィールやお問い合わせは下のリンクから。
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コメント一覧

  1. つきじろう より:

    はいはーい☆、行ってきました食べてきました。見て聞いて味わって、
    もー最高でしたよ八戸の魚と料理、そして人情!!
    あー、それにしてもイカのゆで汁を見落としていたとは!
    築地市場の「かき豆腐」では、カキのゆで汁をごはんにかけて
    お新香といっしょにお茶漬けにしたとき感動したワタシには、
    もはや次の訪問ターゲットと申し上げるしかございますまい。。。
    ところで。みろく横丁では、多くのお店の照明が非常に明るくて
    健康的だったことに感心しました。
    このへんは、いろいろと関係者のポリシーが伺えるところだと
    思うので、じつに良い印象を持ちましたよ♪

  2. takapu より:

     【つきじろうさま】
     見て聞いて味わってというより、食べて食べて食べて…ですよね?(笑)
     イカのゆで汁は、本当にたまたま口にしたものでして、でもその偶然に会えたことが、なんとなく自分はやっぱり青森適性ありなのかぁと思い…ます。
     みろくの照明は、確かに明るく煌々としていますね。たぶん、大画面液晶付近のお店とかは、いろいろな意味で目立つお店だったのではと思います。
     やっぱり、ワイワイ楽しむ横丁は明るくなくてはいけません。ちなみに、青森市にも弘前市にも似たような横丁がありますので、横丁三都物語をぜひ(笑)。

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