弘前市・「弘前城雪燈籠まつり」が魅せる二つの顔 ~昼の顔~

 

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寒い冬。でも、今年は少し暖かい冬。
そんな2009年の冬、北東北3県でも冬を彩るイベントは数多く開催されており、その中に「みちのく5大雪祭り」と呼ばれるものがある。1月下旬のいわて雪祭りに始まり、八戸えんぶりまでの約3週間。冷たく澄んだ空気の中、祝祭の舞台人々の色々な思いで包まれる。
その中でも、青森市に住む自分にとって一番近い場所で開催されるのが、弘前城の雪燈籠祭り。早速、弘前駅から歩いて弘前公園に向かうと、出迎えてくれるのが背の高い雪灯篭。
燈籠には、ねぶた絵がはめ込まれており、その表情は一基ごとにまったく違うものとなっている。
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公園の歩道には、溶け切りそうで溶け切らない量の雪が残っており、子供はそりで会場内を移動する。
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時に心理が伺えるかのようなねぶた絵だったり、時に何かの象徴のようなねぶた絵だったり。
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と、ここで濠を見ると何かの足跡を発見。足跡を追っていくと姿を表したのは
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一匹の白鳥。凍った濠をヨチヨチと細心に歩くのではなく、一歩一歩我が者顔で歩いている。
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そう、雪燈籠まつりを彩るのは灯篭だけではなく、例えばJRのリゾートしらかみのような色々なディフォルメの雪像も、会場のいたる所に設置されている。
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お城を見上げると、その空間は静寂と風の音、そして3つの顔に包みこまれている。さしずめ、夏の祭りと真逆の穏やかな喧騒を生みだすかのように。
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普段は有料の本丸に入ると、そこから見下ろせるのは約300体のミニかまくら。規則的でありながら不規則に並んだその姿に、妙に見入ってしまう。
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遠目に見ていたミニかまくらと、本丸から降りるなだらかな坂にあるかまくら。色がないのに立体造形の姿が鮮やかに映る。
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雪に包まれた弘前城の姿をカメラに収めるカメラマンの姿は、春先の桜を被写体とするカメラマンの姿と違い、集中力が違うように思えた。それは、雪でおぼつかない足元のせいかもしれない。
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と…それを見守る、ドラえもん(実際には、少し離れたところに設置されています)。
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そして、彩られた雪だるま。よく、雪が降らない地域の子どもたちに、雪だるまギフトを贈るという話を聞くが、やっぱり弘前公園の雪となるとブランド価値みたいなものが生まれるのだろうか…
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歩いて歩いて、ようやく雪像広場にたどり着く。そこにはおでんくんがいたり、
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ポニョがいたり。
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でも、土手町を代表する時計店・「一戸時計店」を雪像にした姿からは、弘前という土地に宿る文化の深さを感じさせる。やっぱり、ここはいい街だ。
※この記事に載せきれなかった写真は、こちらで掲載していきます。ぜひ、ご覧ください。

ローカルフードデザイナー/伝承料理研究家/復興庁「専門家派遣集中支援事業」登録専門家
地域食材・食文化をテーマにした商品開発や地域活性事業の企画・運営、取材、執筆、撮影、講演活動、地域メディア・ソーシャルメディア運営アドバイザー。人×食×地域の繋がりを強くする取組みをしています。詳しいプロフィールは下のリンクから。
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