五所川原・花咲く春、駅前を満開にする二つのお店。 ~その2~

 

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懐かしくて新しい一品に心とお腹が満たされたところでお店を後にし、目の前にある津軽鉄道・五所川原の駅舎に入る。
この駅舎に通いなれた今となっては、無意識に建物の中に入っているものの、改めて思うと木製の引き戸をガラガラと開けて入る駅なんて素敵過ぎる。
で、そんな駅舎の中にできたのが、なんと駄菓子屋さん。引き戸の左手に書かれた筆文字が看板となっているようだ。
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待合室に入った一瞬は、全員集合のセットのようにも思えてしまうが、やっぱりそれは駄菓子屋さんだった。オープンしてすぐだったので、NHKが取材に入っていたり、電車を待つお客さんが一つ一つのアイテムを吟味していたり。お店には人だかりができていた。
考えてみると、電車が来るまでの時間が長い津軽鉄道で重要なのが、時間つぶし。例えば、コンビニがいきなりこの間口に入っても、アイテムが整然と陳列されてしまい、一瞬で「見たつもり」になってしまうため、時間をつぶすことはできないだろう。
しかし、駄菓子屋さんだとそうはいかない。一品手に取ると、昔の自分がこれを食べていたかを思い出したり、食べたことがないお菓子を目にすると物珍しさにまかせて手に取ってしまう。そうなると、あっという間に30分なんてことになるはず。
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そんな商品ラインナップに、津軽の定番菓子・いもあてもしっかりと用意されているのがうれしいところ。このほかにも、津鉄ならではのつくねいもチップスがあったり、笹餅やマドレーヌ、あるいは走れメロスバナナがあったりと、商品は駄菓子屋さんを少し飛び越えている。
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ただ、一番変わったのは駄菓子屋さんがあることで、前は見かけなかった子供の顔が見られるようになったこと。この風景はいつまでも続いてほしい。
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その足で、向かった先は芦野公園。桜はまだ5分咲き程度に過ぎないが、陽の光を浴びた花びらは輝きに包まれていた。ふと、そんな姿を見ていたら、この小説に書かれていた情景を思い出した。うん、やっぱり桜って特別だ。
・・・と、記事を掲載してから約20時間後。お寄せいただいたコメントを見てから改めて調べると、これ・・・梅ですな。あぁ・・・悩ましい。(「あおもり生まれ」さま、ありがとうございます。反省のため、記事は放置プレイとします・・・)

ローカルフードデザイナー/伝承料理研究家/復興庁「専門家派遣集中支援事業」登録専門家
地域食材・食文化をテーマにした商品開発や地域活性事業の企画・運営、取材、執筆、撮影、講演活動、地域メディア・ソーシャルメディア運営アドバイザー。人×食×地域の繋がりを強くする取組みをしています。詳しいプロフィールは下のリンクから。
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