東北地方 うどん よるどき

岩手県盛岡市・HoTJaJa 盛岡じゃじゃ麺(中・チータンタン付き。550+50円)

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ドミニカンスカッシュや箸で食べるソフトクリームを食べた後、車を走らせてやってきたのは盛岡。
で、盛岡に来たならば、やはりじゃじゃ麺を食べておかなければと思い「白龍」へ向かったものの、地元の大家族と親戚たちといった団体が行列をなしていた。
店内の待ち行列も含めると、明らかに1時間近くかかってしまう・・・ということで、食欲に負けた自分が向かったのは盛岡駅近くにあるこのお店。冷麺のぴょんぴょん舎がプロデュースする、じゃじゃ麺の専門店だ。
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大陸調の調度品で統一された店内は、さすが魅せ上手のぴょんぴょん舎といったところ。早速、窓際の席に座り、じゃじゃ麺を注文。
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しばし待って運ばれてきたのは、スタンダードスタイルな一品。肉みそ、きゅうり、紅生姜、おろし生姜というラインナップで構成される味を、うどんがまとめるといった具合か。
麺は、いわゆるコシのある麺ではなくモチモチ感が強い独特なもの。箸越しに感じるこの触感は初めてだ。この麺の弾力がやわらかいゆえに、少し大きめにカットされたきゅうりの食感と組み合わさると、食べ心地の良さが生まれる。
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そして、肉味噌。これだけ一口食べると、強くしっかりした味に驚いてしまう。ぐちゃぐちゃと麺やきゅうりに絡めて、ずずずっとすする。水分を豊富に含んだきゅうりともちもちの麺を調味するには、これぐらいの味が必要なんだなぁ・・・と、妙に納得。
ちなみに、追加味噌はテーブルの上に置かれているので、味を濃くする分にはいかようにもできる。ただ、既にほどよいバランスの味になっている。
そして、麺を少しばかり残したところで、お皿の上に生卵を割り入れて肉味噌と混ぜたところで、お店の方に渡す。
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運ばれてきたのは、チータンタン。東京にいたときの自分の周りには、この食べ方にいい印象を持つ人が少なかった。元祖店の白龍から受け継がれる流れが、麺の茹で汁を注ぐというもので、味のイメージに圧倒的なポジティブ感が少ないからだ。
しかし、このお店では「美味しく食べる」ということで、ダシが効いたスープが入る。だから、肉味噌の香りがふわっと広がり、ふるふるの卵がやさしく舌に馴染む旨いスープとなる。
いわゆる元祖店には元祖店の良さが、そして発展系のお店には個店の良さがある。それは、どんな料理も時代によってアジャストされるのが宿命だから。
それを、どっちがいい悪いではなく、「どっちもいい」として受け入れる土壌があるからこそ、じゃじゃ麺は盛岡三大麺の一つと呼ばれるんだろうと、熱々のスープを飲み干したときに思った。

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takapu

ローカルフードデザイナー/伝承料理研究家 食や旅をテーマにした商品開発や既成品リノベーションを始め、コンテンツ企画、取材・執筆・撮影、PRツール制作、漫画原作、講演、事業所の強みづくりコンサルティングを手がけています。 詳しいプロフィールはお仕事に関するお問い合わせは、下のリンクからお願いいたします。

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