秋田県横手市・B-1グランプリinYOKOTE ~その2~

 

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なまはげも並ぶB-1グランプリ、暑さの中でも行列はとどまるところを知らない。


・黒石つゆ焼きそば(青森県)
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ただ、B-1グランプリの行列の波は、開場直後と昼付近の二つが一番大きく、この時間帯をいかに避けるかが、食べ歩きのポイントだと自分では思っている。で、行列が少なくなったところを見定めて(オペレーションが上手い結果、行列が少ないというのがポイント)、黒石つゆ焼きそばを食べることに。
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強い日差しを浴びつつ、鉄板の前で職人さんが麺に熱と魂を込める。迷彩柄のはちまきが、B-1が平和な空間の中のバトルフィールドであることを象徴しているかのようだ。
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ソースの酸味とスープの旨み。この合体があるからこそ、暑い日差しの中で食べてもずずずっと一気にすすってしまう。なめらかな平太麺が含んだ要素は色々だ。
・富士宮やきそば(静岡県)
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ぐるっと輪になった行列は、B-1グランプリの代名詞・富士宮やきそば。
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今回は、カップに入って登場。これを見て、かつて大塚食品が出していた「あるきめんです」を思い出してしまった。
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あの賞品があんかけ堅焼きそばなのに対して、こちらはしっかりと弾力のあるやきそば。相変わらず魚の粉が効いている。
というところで、そろそろもう一つの会場である、市街地会場へ向かおうとシャトルバスの乗車口に向かうと・・・
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そこには、とんでもない行列があった。ただ、思いの外バスの運行間隔が短かったので、約10分ほどで乗車。スクールバスのごとくに満車になったバスで揺られること約10分。市街地会場に到着。
ただ・・・
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この行列を見て、正直どうしたものか・・・と思ってしまった。ちなみに、この行列の正体は、11月に九州B-1を開催する久留米市の雄、久留米やきとりだった。
・行田ゼリーフライ(埼玉県)
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で、その行列がえらいことになっていたので、隣のゼリーフライを入手することに。
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綺麗な油を使っているので、揚がり立てはすばらしい黄金色。まさに、銭が転じたゼリーフライといった具合だ。
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そこに、ソースを浸してできあがり。おからとじゃがいものコンビが生む食感は唯一無比。昔、土曜日の学校終わりに家に帰って、よくコロッケを食べていた自分にとって、かなりノスタルジックにしてくれる一品だ。
・厚木シロコロホルモン(神奈川県)
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昨年の覇者・厚木シロコロホルモンは、前売りチケットを駆使しての予約入手。しかし、残念ながら出てきたのは冷めていた一品。一昨年、熱々を食べての記憶が強い自分にとって、これは来年の開催地である厚木で、ホームとして提供される一品に期待。
そんなB-1グランプリ。実は同時開催で秋田A-1フェスティバルという、秋田版B-1グランプリが開催されていたのだが(投票とかはなし)、そのフライヤーを見て気になっていた一品を入手。
・美郷たぬ中
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和風だしに中華麺。そこに、揚げ玉とネギをのせた復刻系のご当地グルメ。これが・・・旨い!あっさりした口当たりに、濃厚なダシ。そして、揚げ玉のコク。煮干し中華が繁栄している青森的にも、これはナイス。今後、かなり伸びそうな一品。
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この時点で、お腹はリミットに達してしまったので、秋田のスチューベンジュースを飲む。飲みやすさと濃厚が両立しているバランスのとれた一品。
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こうして、2日間の開催が終わり、優勝したのは地元横手市の「横手やきそば」。野球と同じようにホームであることの優位性もあったが、実はイベントを通じて感じたのが、横手の方によるホスピタリティの深さ。
車で高速の入口に向かうと、横手市役所のボランティアスタッフの方が「また来てね!」的にお見送りをしてくれたり、誠心誠意イベントを成功させよう!という意志が伝わってきた。
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このイベントの主旨は、地域活性化。だから、単にイベントとして成功するのではなく、地域活性化の足がかりとなる時間が横手市に残ったという事実は、きっと想像以上に大きいものなんだろうと思う。
そして、来年の厚木は自分が高校時代を過ごした場所。だからこそ、横手を見習って120%の温かさを持って、お客様をもてなしてもらいたいと願うのであった。

ローカルフードデザイナー/伝承料理研究家/復興庁「専門家派遣集中支援事業」登録専門家
地域食材・食文化をテーマにした商品開発や地域活性事業の企画・運営、取材、執筆、撮影、講演活動、地域メディア・ソーシャルメディア運営アドバイザー。人×食×地域の繋がりを強くする取組みをしています。詳しいプロフィールは下のリンクから。
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コメント一覧

  1. つかっち より:

    はじめまして。
    青森市出身で現在茨城から興味深く拝見しております。
    懐かしくもありまた他県におりますと客観的に見ることもできますね。
    焼きそばですが、野辺地町の丸五製麺という製麺所の麺は風味が抜群で具を入れない素焼きそばがすこぶるうまいです。黒石も足元にも及ばないと思います。
    ぜひ買ってお試しあれ。

  2. takapu より:

     【つかっちさま】
     はじめまして。ご覧いただきましてありがとうございます。
     私は神奈川→青森なので、客観的というよりドップリな視点でしか見れなくなりつつあり、これでいいのかどうなのか悩ましいところです。
     野辺地の丸五製麺ですが・・・すいません。初耳でした。野辺地周辺の探索を強化させていただきます。素焼きそばっていいですね・・・

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