青森市・長尾中華そば こく煮干し(700円)

 

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首都圏には色々なご当地ラーメンを出すお店が林立しているが、その中で、最近増えているというのが青森型の煮干しラーメン。
一言で特長を言えば、煮干しの出汁がパワフルに詰まった一杯。
自分もいくつかのお店で食べる度に、いかにも青森らしい味だなぁ・・・と頭に焼きつく。というより、分かり易く特長が出た味なので、忘れようがないのだ。
で、「青森市内で煮干しラーメン!」となると、一番の有名どころは長尾中華そば。ただ、自分がラーメンを食べるときには、味噌カレー牛乳ラーメンの店や、ふくし食堂に行く機会が多く、最近自宅方面にできた新店舗に行くまで、実は未訪店だった。
洒落た内装の店内には、カウンター席があり、テーブル席もあり、そして座敷席もある。どんな人数にも応じることができる座席パターンになっているのが、いかに青森市で愛されているかを教えてくれる。
で、このお店のアイコン・こく煮干しを注文。麺が手打ち麺、中太麺、細麺から選べたので、手打ちを選択。
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煮干し出しと動物性のスープを合わせた一品。なので、魚系のイメージで浮びやすい澄んだ色のスープではなく濁りもの。でも、香りはやっぱり煮干しが圧倒的。
早速、スープを一口。見た目以上に煮干しが強く主張する出汁がリードして、動物性のコクとが合いまった味が広がる。とはいえ、煮干しがえらく勝った味でなければ、動物性のコクが重さを感じることもない。しっかりとラーメンのスープとして計算されたバランスが取れた味になっている。
手打ち麺はビンとしたハリがあるスタイルではなく、モチモチのスタイル。丸く口当たりなめらかな麺が煮干しと動物性の味が合いまったスープに絡んでスムーズに入っていく。チャーシューもやわらかく食べやすし。
煮干し系とはいえども、まるで修行のように煮干しがビシビシと前に出た味ではなく、奇麗な6角形チャートのような味。でも、最後までスープを飲んで心に残るのは、やっぱり煮干し出汁。これがあるから、青森市民にとっても定番なんだろうなぁと思う。

ローカルフードデザイナー/伝承料理研究家/復興庁「専門家派遣集中支援事業」登録専門家
地域食材・食文化をテーマにした商品開発や地域活性事業の企画・運営、取材、執筆、撮影、講演活動、地域メディア・ソーシャルメディア運営アドバイザー。人×食×地域の繋がりを強くする取組みをしています。詳しいプロフィールは下のリンクから。
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