青森×原宿表参道・「とことん青森」を、とことん歩きまくる。

 

Pocket
LINEで送る

100122-02.jpg
いよいよクライマックス。青森の本気が凝縮される二日間を、色々な意味でお見逃しなく。


100122-01.jpg
今年12月に控えた東北新幹線の全線開業。
今も八戸駅までは開通しているが、実は本当の終着点になるのは青森市の新青森駅。長い年月をかけて、ようやくレールが1本につながり、新型車両が導入される数年後には東京と新青森まで3時間で行くことができる。
この3時間という時間は、実は東京からのぞみで新神戸に行くのとほぼ同じ。慢性的に遠いイメージが持たれている青森県ではあるものの、とんでもなく近い存在になる。
ただ、そんな近い存在になる青森県であるものの。となると、「じゃぁ、行くとしよう。で、何がある?」となる。今、青森に住んでいる自分が思うに、お客さんのモチベーションを高める20世紀以前に生まれた素材が、21世紀の方法で紹介されていないのが現状で、八戸せんべい汁のような例はきわめて稀あ存在だ。
ということで、青森の魅力をとんでもない規模でプロモーションするのが、この「とことん青森」。先週から2週間にわたってイベントてんこ盛りで青森の露出が図られている。
原宿駅や明治神宮駅で降りて、明治神宮に向かうとそこにずらっと並ぶのが、1体のねぶたと600体の金魚ねぶたが織りなす光の壁。
100122-03.jpg
テレビや雑誌、あるいはウェブサイトでは見たことはあるものの、実物を眺めるのは初めてという方も多いのか、道行く人はiphoneやらデジカメやらで記念撮影をしている。
100122-04.jpg
そんなねぶたウォールが展開されている明治神宮では、今日と明日に渡って「青森ご当地グルメ屋台村」が開催。
先の八戸せんべい汁を筆頭に、究極のブレンド系ラーメン・青森味噌カレー牛乳ラーメン、焼きそばとスープのコラボ・黒石つゆやきそば、鯛焼きを揚げた「あげたい」、隠し玉「チキンボー」、浪岡ホットアップルサイダーなどなど、むしろこれだけのラインナップを青森で食べるほうが難しいぐらいに、旨い料理が勢揃い。
100122-05.jpg
一方、表参道で既に開催中なのが、青森食材を使った料理を提供する、レストラン・カフェウィークイベント。その一件がecofarmcafe632。数年前に虎ノ門にある系列店に行った記憶がよみがえる。
100122-06.jpg
今回、このお店が提供するアイテムは4種類。その中からホタテを使ったグラタンとハンバーガーを注文。
100122-07.jpg
どーんとブ厚いホタテバーガーは、さすがに重ねてかぶりつくことができず、2種類のオープンサンドとして頬張ることに。でっかいホタテのエキスが凝縮がされたソテーと、ワイルドライスが入ったマッシュポテトの組み合わせがいい。
100122-08.jpg
一方のホタテグラタンは、ホタテの貝殻に乗って提供。
100122-09.jpg
ぷりぷりの貝柱がたっぷりが入ったグラタンは、ふわっと軽いソースとしっかりとトマトソース。スプーンが止まらず。
100122-10.jpg
食後、お店の二階に足を延ばしてみると、土日で開催される縄文×jomonismArt展の準備中。
100122-12.jpg
自分も、青森県にある縄文遺跡の近くの飲食店を紹介してきたが、縄文のイメージはどうしても「とっつきにくい」という部分や、歴女な方が好きな、時代を象徴する戦国武将がいないため、知るきっかけが少なく、身近な存在になりえてない感があると思う。
100122-15.jpg
ただ、この展示会の準備風景を見ていると、特定のアイコンの魅力ではなく、解釈によって色々な顔を持つモダンアートにも変わることを教えられる。
100122-16.jpg
そんな、モダンアートな縄文展・縄文×jomonismArt展は、11時からオープンとなる。
100122-18.jpg
街にとことん青森のアイコンフラッグがはためく中、次に向かったのは表参道ヒルズ。この土日には、藤川優里とを中継で結ぶイベントも開催される。
100122-20.jpg
で、そこに入る「はせがわ酒店」に向かうと、こんなナイスなイラストを発見。基本、体質の理由でお酒が苦手な身ではあるが、吸い寄せられるように入店し、完熟りんごのスパークリングカクテルを注文。
100122-19.jpg
これがまぁ…進む進む。発泡日本酒の飲み口の軽さもあるが、単純に旨い。シャリシャリとしたりんごからにじみ出るエキスと相まった味は、幸福な余韻を残してくれる。
100122-21.jpg
再び、明治神宮に行くと、薄暮の下で輝いていたライトアップが、夜空の下のライトアップに様変わりしていた。
100122-22.jpg
土曜日16:30から、このねぶたが動き出し、500人の跳人が表参道を練り歩く。青森人の誇りを感じに、ぜひ沿道に来ていただきたい。
実際に街を歩くと、とんでもないスケールで開催されている「とことん青森」。ただ、実は一番重要なのが東京でこれだけの規模のプロモーションが行われるぐらいに、素敵な地域資源が眠っていることに、青森に住む一人一人が気がつくことだと思う。
もちろん、普通に生活をしている人の笑顔だってその一つだが、魅せれば輝くものがまだまだたくさん眠っていて、それを引き出しさえすれば、きっともっと多くの方が東北新幹線に乗って青森にやってくるはず。
とはいえ、今はとにかく冬ねぶたが楽しみだ。

ローカルフードデザイナー/伝承料理研究家/復興庁「専門家派遣集中支援事業」登録専門家 地域食材・食文化をテーマにした商品開発や地域活性事業の企画・運営、取材、執筆、撮影、講演活動、地域メディア・ソーシャルメディア運営アドバイザー。人×食×地域の繋がりを強くする取組みをしています。プロフィールやお問い合わせは下のリンクから。
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • Pocket
  • follow us in feedly

コメント一覧

  1. なな より:

    イベント初日、おつかれさまでした。運ぶのをお手伝いしてくださってありがとうございました。仲間たちも何度か購入していたようです。
    ホットアップルサイダー、濃くて美味しかったです!黙々と注いでらしたのが印象的でした。
    また明日おじゃましますね!

  2. takapu より:

    【ななさま】
    ご来場、ありがとうございました!
    ホットアップルサイダーを、ごひいきにしていただき、ありがとうございました。
    あの濃い味こそが、本当に旨いりんごが持つ要素です。まだまだ、色々とお客さんに伝えなければならないことも多々あるのですが、今日も丁寧に青森りんごが持つ真価を伝えさせていただきます。

  3. さくらんぼ より:

    いつも楽しく読ませていただいております。
    ホットアップルサイダーを目当てに出かけたのですが
    甘かった、売り切れでした。
    青森市出身ですが、ホットアップルサイダーなんて
    まったく知りませんでした。
    もうこれは寒い時期にも
    青森に帰れってことですね。
    絶対何かの機会に飲まないと!
    心残りで死ねないわ。

  4. 百恵 より:

    関東方面に暮らしている友人や家族やらから、興奮の電話・メールがわんさか!!
    青森人としては、嬉しいイベントです。
    企画、運営、サポートの方々は大変お疲れ様でした。
    本州最北端の田舎でも、「一流の田舎」を目指してハード&ソフトを進化させていきたいものです。
    その為にも、迎える地元の方々の「おもてなしの心」のスキルアップは何より大切だと思います。

  5. hitomi より:

    こんにちは。
    明治神宮でご挨拶させていただきました hitomiです。
    その節は色々なお話しをありがとうございました。
    私の今日の記事にご登場いただく予定です。
    チェックに来ていただければ幸いです。
    > 素敵な地域資源が眠っていることに、青森に住む一人一人が気がつくことだと思う。
    これ、同感です。(^^)
    さすがのご指摘。

  6. takapu より:

    【さくらんぼさま】
    いつもご覧いただいてまして、ありがとうございます。
    現在、浪岡ホットアップルサイダーは、数名のユニットで運営されていることや、りんごの品質を厳しくチェックしているので、絶対多数をリリースするのが難しい商品でして、売り切れになってしまいまして…すいません。
    青森に帰省をされる際には、ぜひ味わってみてください。「おぉ…」と感じていただけること、確実です。

  7. takapu より:

    【百恵さま】
    私も、首都圏に暮らしている友人・知人から、色々と連絡をいただきました。青森きっかけでこういうつながりが再発見できるのって嬉しいですね。
    青森は、以前にも東京ドームで単独イベントを開催したり、実はすごいポテンシャルの県だと思います。
    ただ、地元の一人ひとりが「どうすごい?」ということを認識しきれてないんだと思います。ヨソモノの自分には、どの部分が問題なのかは見えるのですが、それを自ら解決するのが、本当の意味での地域の自立だと思います。
    おもてなしの心を内面に持っている方がたくさんいることは、色々な方々とお会いして感じるのですが、まず改善してほしいのは、青森駅のタクシーだというのが本音です。行先を伝えても、ダンマリされると困ります…

  8. takapu より:

    【hitomiさま】
    こちらこそ、色々とありがとうございました。連続シリーズ記事、拝見させていただきました。なんか…自分も青森に来てから旨いもの固めのせいで、体型が変わったなぁと(笑)。
    地域資源って、他者視点がないとなかなか感じにくいのですが、おそらく青森の方は他流試合に慣れてないのではと思います。
    せっかくの新幹線開業なのですから、あえて他流試合に臨むことが、開業後も発展する一つの方法だと思います。地域間に存在する「違い」こそが、地域資源なのですから。

この記事へのコメントはこちら

メールアドレスは公開されませんのでご安心ください。
また、* が付いている欄は必須項目となりますので、必ずご記入をお願いします。

内容に問題なければ、下記の「コメント送信」ボタンを押してください。