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青森×原宿表参道・「とことん青森2010」 いざ、冬ねぶた!

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2週間に渡り、原宿・表参道を舞台に繰り広げられた、東北新幹線全線開業記念イベント、「とことん青森2010」。この日は、いよいよクライマックス・冬ねぶた運行の日。


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青森の青に雪を象徴する白が入り混ざった、青森日和な空模様。そんな空の下、ねぶたの運行が始まる6時間前から始まったのが、「青森ご当地グルメ屋台村」。
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B-1グランプリや地域の各種イベントに出展経験のある団体と、個店系あるいは今回がデビュー組の団体とがミックスされていたので、B-1グランプリである程度食べ慣れている方も、そうじゃない方でも楽しめる構成になっていた。
もちろん、防寒もかねてかぶり物につつまれた鰺ヶ沢のチキンボーも、個店系ご当地グルメの一つ。
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販売開始前には、早くも行列ができあがり、「とことん青森!カモーン!!」というかけ声と共に、販売スタート。翌日も含めた二日間とも、全メニューが完売したとのこと。さすが、ご当地グルメ王国・青森。
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そんな会場内で諸々なことをした後、ねぶた方面に向かうとチラホラと跳人の姿が。気が付くと、運行まであと30分となっていた。
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朝、まだ人だかりがほとんどなかったねぶたの前には、500人以上の跳人とそれを囲むカメラ・携帯の姿。
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階段を上って上から眺めると、原宿駅周辺では人の出入りの規制をしていたほどに、人・人・人。まるでバームクーヘンのように重なった人の層を抜けて、歩道橋を渡って撮影スポットを探すことに。
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なんとか撮影場所を確保すると、偶然にもこちらの方と遭遇。ということで、あとは運行開始を待つばかり。対岸もすごいことになっている。
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原宿駅前の道路に跳人の姿が現れると、膨らむ期待感が現場を埋め尽くし、次々と明治通りに向かって突き進む。
跳人の「ラッセーラ!ラッセーラ!」に対して、ガードレール側の一部からも「ラッセ、ラッセ、ラッセーラ!」という熱い声。普段、人間の熱さよりもクールな装いという街のイメージがあっただけに、このやりとりが起こるとは思わなかった。
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そして、いよいよねぶたのお出まし。観客から挙がったのは、「おぉ!」ではなく「おぉ…」という感嘆。声にならない観客の気持ちが空間を包む中を、一歩一歩近づいてくる。
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地を揺らすような力強い太鼓と一糸乱れぬ笛が生み出す囃子に乗って、ねぶたがいよいよ舞台に現れた。
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しかし、歩道橋にさしかかると、ねぶたの一部が引っかかってしまうというアクシデントが発生。なんとも言えない喧噪の中を、角度を変えてなんとかくぐり抜けようとしている。
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そして、無事に通過。すると、静かな熱狂は歓声と拍手に一変した。きっと、初めて見た方ばかりなのに、自分のことのように喜んでくれている。そんな場所に居合わせた幸せを感じる。
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明治通りに到着したところでUターンしてきた跳人の姿、上り坂を跳ね続けてきたせいか、若干お疲れの模様。でも、ここが最後の一踏ん張りどころ。
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ねぶたの姿が見えると、一眼レフを構えたカメラマンは一斉にシャッターを押す。東京のど真ん中にねぶたの姿。カメラマンにとってはたまらない瞬間だ。
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横切る勇姿は去年の夏の記憶を思い起こさせ、今年の夏の記憶の予告編となる。絵師の絵から立体化された造形物は、熱く燃えるような輝きを放つ。
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そして、ねぶたは再び小屋へと戻っていく。囃子の音が遠くなるに連れて、さっきまでの圧倒がウソみたいに思えてしまう。
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でも、それは本当に流れた時間の話。勇ましいねぶたを囲む人波がそれを教えてくれるし、お祭りというものが持つ熱さが、700キロの距離を超えて人と人とを結ぶ力があることを感じさせてくれる。
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新幹線の全線開業前に、今年のねぶた祭りは始まる。今はただ、一人でも多くの方が、現場に足を運んでこの熱狂を感じてくることを願うばかりだ。

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takapu

ローカルフードデザイナー/伝承料理研究家 食や旅をテーマにした商品開発や既成品リノベーションを始め、コンテンツ企画、取材・執筆・撮影、PRツール制作、漫画原作、講演、事業所の強みづくりコンサルティングを手がけています。 詳しいプロフィールはお仕事に関するお問い合わせは、下のリンクからお願いいたします。

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