青森県弘前市・POINT ROUGE 席に座ることを待ち焦がれた店。

 

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雪が残る弘前、吐く息全てが白くなる冬の夜。
そんな日に訪れたのが、POINT ROUGE。ここは、弘前を代表するビストロ、そして青森市民の自分が前から、一度は足を運んでみたかったお店。
ただ、基本的にお酒が飲めない身体なのに、「このお店はお酒をたしなみながら、料理を食べるべき。」という自分の決まりごとがあり、電車で弘前に来た日であれば、この店にいたら最終電車が出発してしまうことが目に見えていた。
ということもあって、宿を確保して万全の態勢を整えたこの日、ようやくドアの向こうへ足を踏み入れることができた。
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上着を脱いで席に座り、メニューを眺める。これだけ料理の引き出しがあれば、迷うことはあっても食べたい料理が見当たらないなんてことは無い。あれとこれとそれという具合に、色々と注文。
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田舎風パテは、シンプルに素材の美味しさをメッセージとして発信する一品、前菜といいつつも、これと一杯のアルコールで満足してしまいそう。
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きのこサラダには、キノコを覆う生ハムの姿。塩味が先に立つからこそ、味の濃い野菜だということを感じさせる。きのこの弾力というより、印象に残ったのはそのことだった。
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ピザはカプリチョーザを選択。気まぐれの名前を持った一品にしては、確信犯的に瑞々しいトマトがトッピングされ、モチモチの生地との相性を確かめながら一切れずつ堪能する。
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そして、藤崎町で作られているホワイトアスパラがたっぷり入った、クリームチーズのペンネ。シャキシャキのホワイトアスパラは、チーズのコクに負けることなく、それ以上の濃厚な味を舌を経由して頭に印象付ける。
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ふらっと一人で立ち寄っても、女性2人で待ち合わせても、グループでテーブルを囲んでも。
美味しい料理とお酒で生まれる時間が、誰にとっても楽しいものであることを約束してくれる。だから、色々なシチュエーションのお客さんがいて、それがお店の懐の深さになっている。
なんてことを、結局はアルコールをほとんど口にしなかった自分なりに思った。

ローカルフードデザイナー/伝承料理研究家/復興庁「専門家派遣集中支援事業」登録専門家
地域食材・食文化をテーマにした商品開発や地域活性事業の企画・運営、取材、執筆、撮影、講演活動、地域メディア・ソーシャルメディア運営アドバイザー。人×食×地域の繋がりを強くする取組みをしています。詳しいプロフィールは下のリンクから。
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コメント一覧

  1. 一日一麺 より:

    札幌から青森に戻り、家のそばに無くてこまっている、それがビストロです。弘前には行きたいお店がたくさんありますよね^^

  2. takapu より:

    【一日一麺さま】
    単純に、青森県内自体、ビストロを見かけることが少ないですからね…ここは、貴重なお店です。御主人がまたオサレなんですよ…

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