2011_冬の青森・北の三都物語 その1

 

Pocket
LINEで送る

110211-01.jpg
青森に2年間住んでいた自分にとって、
今の居住地から青森に行くということは、
何かしらの仕事絡みだったり、
カミさんの実家への帰省だったりするので、
いわゆる「旅行」で青森に行くことからは、
久しく遠ざかっていた。
で、せっかく東北新幹線が全線開業したのだから、
ある意味で目的のない旅をしようと思い、
弘前→青森→八戸という、
前からあればいいなぁと思っていた、
青森版・北の三都物語を実践することにした。
ということで、東京駅から3時間20分。
最短ダイヤで北上する東北新幹線で新青森駅に到着。
3連休ということもあって、車両から降りるお客さんの数は多く、
エスカレーターにたどり着くまでに、ちょっと時間がかかってしまった。


110211-02.jpg
エスカレーター渋滞でちょっと疲れてしまった
自分のテンションを高めてくれたのは、
津軽三味線の音色。
駅構内に響く度に心を揺さぶってくれる。
110211-03.jpg
新幹線ホームからコンコースを経由して、
弘前行きの奥羽本線に乗り換えるには、
一度改札を出なければならないのだが、
ここで特急の指定席を買おうとすると、
自販機ではなく有人券売窓口のお世話になる。
ただ、1人しかいないので、
乗り換えの時間が20分程度あるとはいえ、
油断しているとあっという間に出発時間となる。
ホームにおりると、自由席の乗り口には、
既に行列が。結局、満席。
ドア付近に立っての弘前への旅路。
110211-04.jpg
曇りガラス越しの奥に映る景色は、一面の雪景色。
秋には赤い実がたわわに実るりんごの木も、
今は白い雪で覆われている。
110211-05.jpg
弘前駅に到着すると、改札の先には「津軽弁」売場。
これだけは、自分も携わっているのでちょっと気になってしまうが、
滞在時間や食べるタイミングを考えた末、今回は手ぶらで売り場を後にする。
久しぶりに、土手町の100円循環バスに乗り、
向かった先は、雪灯籠祭りが開催されている弘前公園。
110211-06.jpg
春には、ピンク色の桜で染まるお堀も、この時期は白一色。
凍えるお堀が溶けるに連れて、春満開が近づいてくる。
110211-07.jpg
会場でお出迎えしてくれるのは、
すっかり定着した「たか丸くん」。
このキャラクターの前にデビューした、
「為信くん」はいずこへ…
110211-10.jpg
雪を踏みしめ、時に滑りながらも先に進み、
内堀の主である白鳥の姿を拝みながら、天守へ。
夜であれば、ライトアップされた灯籠との競演だったのだが、
今回はあいにくの時間切れ。公園を後にすることに。
110211-11.jpg
向かった先は、久しぶりの「しまや」
雪が似合うたたずまい、
やっぱり、どんな形であれここに来ないと、
自分にとっての弘前は終わらない。
110211-13.jpg
カウンターのちょっと背が高いイスに座りながら、
ホーローのバットに盛られた料理を見るだけで幸せになれる。
110211-12.jpg
もやし炒めや身欠きにしんと共に熱燗をちびちびと。
青森で生活しているうちに、
少しだけお酒が飲めるのようになったのも、
このお店のおかげ。
110211-14.jpg
そして、日本海側で採れる海藻「つのまた」を使ったおみそ汁。
不思議なコリコリ感が楽しい一方で、実はこの海藻が入った汁を冷やすと、
翌朝はすごいことになるらしい。
うん、やっぱり弘前はおもしろい。
三都物語は始まったばかりだ。

ローカルフードデザイナー/伝承料理研究家/復興庁「専門家派遣集中支援事業」登録専門家
地域食材・食文化をテーマにした商品開発や地域活性事業の企画・運営、取材、執筆、撮影、講演活動、地域メディア・ソーシャルメディア運営アドバイザー。人×食×地域の繋がりを強くする取組みをしています。詳しいプロフィールは下のリンクから。
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • Pocket
  • follow us in feedly

この記事へのコメントはこちら

メールアドレスは公開されませんのでご安心ください。
また、* が付いている欄は必須項目となりますので、必ずご記入をお願いします。

内容に問題なければ、下記の「コメント送信」ボタンを押してください。