目白・志むら 生いちご(800円)

 

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目白の駅を出ると、うだるような暑さが身体を襲う。
でも、この氷を食べることを思えば、
炎天下なんて、ただの前置きにしかならない。
堆く積まれた氷の山を、上から順々に取り崩し、
まるでスープカレーのように、イチゴの果肉がたっぷりの
シロップに浸す。
一口一口、まるで煮詰めたような濃厚な甘さと氷とが、
一体になった味を楽しみながら、
身体の温度を少しずつ下げていく。
氷の量3分の1ぐらいになったら、
おもむろに残りのシロップと一緒にかき混ぜる。
で、これを飲み干す。
なんて贅沢な瞬間なんだと思う。
食べきったところで、ほどよく飲み頃になったお茶を飲むと、
やや強めに冷えてしまった身体の塩梅が、丁度いいものとなる。
こんなに暑い日々が続くなら、
夏なんて季節いらないと思ってしまうが、
ここに来てこの生いちごのかき氷を食べれば、
そんな気持ちはあっという間に消えてしまう。
店を後にすると、外はやっぱり炎天下。
でも、これは次に氷を食べるまでの、
長めの前置きなんだと思えば、
暑さなんて、どうってことない。

ローカルフードデザイナー/伝承料理研究家/復興庁「専門家派遣集中支援事業」登録専門家 地域食材・食文化をテーマにした商品開発や地域活性事業の企画・運営、取材、執筆、撮影、講演活動、地域メディア・ソーシャルメディア運営アドバイザー。人×食×地域の繋がりを強くする取組みをしています。プロフィールやお問い合わせは下のリンクから。
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