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大泉学園・伊吹 中華そば(650円)

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西武池袋線界隈に住んでいても、
西友に行くしか用事がなかった大泉学園に、
煮干しラーメンの店がオープンしたという情報を知り、
早速向かうことに。
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店頭には、ある意味で店の看板となっている、
煮干しの文字を切り抜いた段ボールと、
本日の煮干し度合いの貼り紙。
「ノーマル・ウルメ節バージョン」
…ブレンドですね。
ニボシストにとってみれば、
パブロフの犬になってしまうような情報。
目にした瞬間に、エア唾液が止まらなくなってしまう。
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開店してすぐに飛び込んだので、
一番入口に近い席に座る。
後ろの壁に貼られているのは、表の貼り紙のコレクション。
まるで百人一首の恋の歌のように、
色々な表現で煮干しスープのコンディションを詠んでいる。
ワンメニューなので、迷うことなく中華そばを注文。
お代を先に払ったら、あとは厨房で自分のラーメンが
作られるのを見るだけ。
器にタレが入り、チャーシューが温められ、
茹でられた麺が熱々のスープにすっと流れ込む。
この過程でずっと空間に広がっているのは、
もちろん煮干しの香り。
だから、心の中では早くも勝利の雄叫び。
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目の前に出された器に入ったスープは、
旨い煮干しラーメンにしか出せない色のスープ。
早速、レンゲで一口いただきます。
動物系とのブレンドということで、
表面にうっすらと脂膜が貼っているのに、
飲みやすくあっさりとした口当たり。
鼻腔をより強く刺激する煮干しの香り。
ノーマルと言うには、あまりにも十二分な煮干しの旨みと、
うるめ節の上品な旨みの融合。
やばい!旨い!これは、止まらない!
更に、刻まれた生タマネギから溢れるスプラッシュなエキスと、
スープのコクと旨みの相性がすこぶるいいので、
一気にずずっと飲み干してしまう。
そんなスープをまとった麺は
少し細目でやや固めな麺。
本場・青森だと無かんすいやかんすい少なめの、
むにゅむにゅムチムチな麺が多いので、
なかなか見られないこの組み合わせは、自分にとって新鮮なもの。
なるほど…と感心してしまう。
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で、あっという間に完食。
器に残ったシルバースターは、
煮干しラーメンならではの輝き。
これを見ると嬉しくなる。
お店を出た瞬間から、
ものすごい強さで後ろ髪を引かれる思いになった。
次は、どんなコンディションのスープに出会えるのだろうか。
今日みたいにスムーズに入れるのだろうか、
丁寧にスープを作るゆえ、そんなに一日あたりの
提供数が多くないようなので、売り切れにならないだろうか…
どうやら、虜になってしまったようです。

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takapu

ローカルフードデザイナー/伝承料理研究家 食や旅をテーマにした商品開発や既成品リノベーションを始め、コンテンツ企画、取材・執筆・撮影、PRツール制作、漫画原作、講演、事業所の強みづくりコンサルティングを手がけています。 詳しいプロフィールはお仕事に関するお問い合わせは、下のリンクからお願いいたします。

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