徳島 カフェ/喫茶店 スイーツ ひるたび・さんぽ

高松へ、徳島へ、瀬戸内へ。 〜その3 徳島市・いかりや珈琲店 彩やかに印象が残る、白と黒のコントラスト〜

投稿日:10/10/2011 更新日:

110917-f08.jpg
2つのカフェを、約3時間の駆け足ペースで周ってみて、
おぼろげながらに感じたのは、
徳島の方には「珈琲と私」みたいなストーリーが、
一人一人に強くあるんだろうなぁと思ったのです。
大体の条件を満たしていればいいのではなくて、
「ここじゃないとなんか珈琲を飲んだ気になれない。」
という絶対的なご贔屓のお店があって、
その人にとって珈琲を飲むということは
その席に座り、その珈琲を飲みながらご主人とお話をしたり、
窓越しの景色を見たりする時間を過ごすことを指す。
という感じのものが特に強いんだろうと。
で、そんなお店の一つに間違いないであろうお店が、
3軒目に訪れた「いかりや珈琲店」。
賑やかな店頭に掲げられた大きな布には、
珈琲とコーヒーゼリーの店という文字。
もちろん、自分もこれに会いに来たんです。
110917-11.jpg
大胆な姿のコーヒーゼリーは、
たっぷりのバニラアイスによる、
白と黒のコントラストがくっきりとしていて、
一度見たら絶対に忘れられないルックス。
おそらく、語り草を通り越して、
「徳島にいるならば、食べておかないといけないんだろう。」
という存在なのではと思ったり。
(青森で言うところの、王味の餃子のような……)
早くコーヒーゼリーへ辿り着かんと、
バニラアイスを食べつつ、
少しずつ溶けていくアイスがコーヒーに混ざり合って生まれる、
白と黒のグラデーション。
薄茶色加減に混ぜ合わせたところで食べると、
アイスと調和したコーヒーの香りとほろ苦さが、
ぷるんぷるんの食感からふわっと広がり、
そこにお店のオリジナルシロップを注ぐと、
2つの甘さで味が立体的に。
食べ飽きると思ったら、全然食べ飽きないんです。
ルックス重視の一品かと思ったら、決してそんなことなく、
アイスの層の厚さが、融和した味に対する期待を膨らませる演出になっているので、
食後には登山のような達成感を覚えます。あと、ちょっとした満腹感も。
珈琲の奥深さを、楽しさという演出で魅せてくれる一品。
これは、素敵です。
食後、お店のすぐ近くにある書店で購入したのが、
「徳島 カフェ組」という一冊。
パラパラと読んでみると、広告色が強い編集ではなく、
色々な切り口で県内のカフェ・喫茶店を紹介した本。
写真に手抜きなく、テキストも愛に満ちた内容。
次回は、この本を片手にお店を巡ること確実です。

  • この記事を書いた人

takapu

ローカルフードデザイナー/伝承料理研究家 地域食材・食文化をテーマにした商品企画・開発コンテンツ制作を、コンセプトメイキング、PRツール制作、取材、執筆、撮影、漫画原作制作、講演によって手がけています。 詳細プロフィールや、お仕事の問い合わせは下のリンクから。

-徳島, カフェ/喫茶店, スイーツ, ひるたび・さんぽ

関連記事

Copyright© , 2018 All Rights Reserved.