足立区・パン工房 ときわ堂食彩館 コッペパンの神様。

 

Pocket
LINEで送る

ときわ堂_01
昔から、隣の芝生と隣町のパン屋は青く見えると言いますが、
ある日、とあるパン屋さんのウェブサイトを見たら、
56年に渡って営まれていると紹介されていました。
つまり、二世代あるいは三世代に渡って愛されているいうこと。
こうなると、お店のある西新井大師に巡礼しないわけにはいきません。
ときわ堂_02
季節限定パンの看板に出迎えられて、お店の中に入ると、
なんとも優しいパンの香りが、あたり一面を包み込んでいました。
驚いたのはその種類、100種類以上のラインナップがあると、
事前にウェブで見ていたのですが、棚に並ぶ姿を見ると、
圧倒されてしまいます。
悩みながらも、いくつかのパンを手に取ってレジに向かうと、
その傍にはコッペパンに好きなクリームを塗ってくれるスペースが。
ときわ堂_03
餡子にカスタードクリーム、イチゴジャムといった、
コッペサンド業界の定番バリエーションに加えて、
季節限定のカラメルの文字も。
悩みます、とても悩みます。
手に持ったパンが潰れてしまうぐらいの勢いで、
どれを塗ってもらおうか、シングルで行くか、
はたまたダブルでいくか。
で、開き直って注文したのは、
アンマーガリンとカラメルのシングル。
実は前者が一番人気だと知ったのは注文後、
悩んだら誰もがここに行くのかなぁ…と思いました。
ときわ堂_04
そんなパンを並べた食卓、
朝はこの画がたまりません。
フワフワのコッペパンの優しい甘さ、
カラメルのギュッと濃厚な味。
アンマーガリンを食べた時の「おー!これこれ!!」感。
まるごと一つ入ったプリンのパン。
一日の始まりが充実するのはもちろん、
笑顔が止まらないのがいい感じです。
ときわ堂_05
お昼は、コッペサンドの中から、
惣菜系のタマゴサンドと、イカフライサンド。
タップリの玉子、ずっしりのイカフライ。
美味しくて食べる自分は幸せ者です。
操業時からずっとお店の看板商品であるコッペパン。
色々なお化粧を施せば、色々な顔の役者になる。
同じものを丁寧に作り続けているからこそ、
ここには、コッペパンの神様が宿ってるんだと思うのです。

ローカルフードデザイナー/伝承料理研究家
全国各地の伝承料理を中心とした、食材・食文化の魅力を伝えるコンテンツ制作や商品開発を通じて、人と地域の関係を深める食卓づくりをデザインしています。ウェブサイト「ホットサンドカフェ バウルー」「貝の王国 隠岐の島」や「百年食堂」も運営中。著作は「男と女のホットサンド」(フードユニット『やくみ』名義共著・グラフィック社)。詳しいプロフィールは下のリンクから。
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • Pocket
  • follow us in feedly

この記事へのコメントはこちら

メールアドレスは公開されませんのでご安心ください。
また、* が付いている欄は必須項目となりますので、必ずご記入をお願いします。

内容に問題なければ、下記の「コメント送信」ボタンを押してください。