神田・浜よし 刺身定食(800円)

 

Pocket
LINEで送る

浜よし-01.jpg
一駅移れば、文化圏が違うといった具合に、
昼間過ごしている東京駅界隈と神田界隈とでは、
街の賑わい感が全然違うものですが、
そんな神田にあって、趣ある佇まいをしたお店がありました。


鴨が描かれた暖簾を潜って目に入ったのは、
ご主人と奥様のお二人で切り盛りしている姿。
そして、ワイシャツ姿のサラリーマンが、
美味しそうに魚を頬張っている姿。
つまり、ご近所さんに愛されているということです。
夜は暖簾に描かれているように、
野鴨の料理を出しているようですが、
お昼は普通に定食を出してくれます。
ということで、刺身定食を注文。
すると、おかみさんがテーブルに運んできたのは小さな瓶、
その中に詰まっていたのは、大きな梅干し。
まずはこれを一粒。
それから、ごはんに味噌汁、主菜にサラダといった具合に、
少しずつ目の前に集まってきます。
浜よし-03.jpg
全部揃ったところで、いただきます。
貝の一粒一粒から余すところなく旨みが染み出た味噌汁、漬物、梅干し。
ご飯との関係は普遍です。
そして、分厚く切られたカツオの刺身。
浜よし-02.jpg
大きな薬味皿に醤油を注ぎ、
ちょっと混ぜたらカツオに乗せます。
あとは、無心になって食べるだけ。
ご飯を中心におかずや味噌汁の美味しさでお腹を満たす。
これぞ、普通の定食だからこその幸せです。
お会計の後、おかみさんからもらったのは一粒の飴。
どうして、手渡しで受け取る飴は美味しく感じるのでしょうか。
不思議なものです。

ローカルフードデザイナー/伝承料理研究家/復興庁「専門家派遣集中支援事業」登録専門家
地域食材・食文化をテーマにした商品開発や地域活性事業の企画・運営、取材、執筆、撮影、講演活動、地域メディア・ソーシャルメディア運営アドバイザー。人×食×地域の繋がりを強くする取組みをしています。プロフィールやお問い合わせは下のリンクから。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • Pocket
  • follow us in feedly

コメント一覧

  1. yuki より:

    その暖簾のあたりの一部分の写真だけでも神田、という香りが伝わってきてうれしくなりました。メニューを見なくてもこちらへ行ってみたいと思いましたが、たっぷりの器を見たらもっと行ってみたくなりました。

  2. takapu より:

    【yukiさま】
    21世紀の東京らしさは
    派手な看板のお店が立ち並ぶ姿ですが、
    やっぱり和色の暖簾が風にたなびくお店のほうが、好きな東京の姿ですね。
    夜鴨を食べに行かねばなので、ご都合よろしければぜひぜひ。

yuki にコメントする コメントをキャンセル

メールアドレスは公開されませんのでご安心ください。
また、* が付いている欄は必須項目となりますので、必ずご記入をお願いします。

内容に問題なければ、下記の「コメント送信」ボタンを押してください。