新潟県新潟市・七尾屋 路地裏のハンコ基地

 

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七尾屋-01
再び、古町の繁華街へ。
まだ夕食の時間には早いなぁ…と
街中をブラブラしていたら、
あるお店の隣で一つの扉が目に入りました。
少し開いた扉の先には、
マジックで書かれた案内状。
ここは一つ、奥に進んでみましょう。
七尾屋-02
狭くて細い小路には、
昔懐かしペンギンズバーの容器を見かけたり、
思いのほか奥行きがあったり。
「この先に何が!?」
期待と不安が入り交じりつつ歩を進めると、
柔らかな光が漏れる古民家が佇んでいました。
七尾屋-03
ドアに書かれた文字は「七尾屋」。
イベントスペースではなく、
何かを売っているお店という雰囲気だったので、
中に入ってみました。


七尾屋-04
そこには、たくさんの判子が飾られていました。
ここは、通り沿いにある本間印舗さんの四代目さんが、
週末限定でオープンしている、いわば判子の秘密基地。
元々、作業場だったスペースを改装し、
判子や昔の製造機械が展示されています。
七尾屋-05
判子と言えども、その種類は多岐に渡ります。
例えば、イラストもののゴム判。
デザイン性の高さに唸ってしまう作品だらけで、
レスリングをモチーフにしたゴムスタンプには、
技にキレ味を感じます。
七尾屋-06
オフィスで使う判子やゴム印となると、
単純に道具機能を追求することになります。
一方、このお店では作品として飾られており、
道具としての顔だけではなく、
造形品としての顔が演出されています。
インク面のデザインだけではなく、
持ち手の色や素材感とか。
七尾屋-07
こういったお店に入ると、何に使うかはさて置いて、
「取り敢えず買う」と、いくつか手に取ってしまうものです。
そんな時にレジで見かけたのが、このおりがみくじ。
色とりどりの折り紙を1枚引いて、
丁寧な折り跡を少しずつほどいていくと、
メッセージと共に小さなスタンプが押されていました。
七尾屋-08
ちょっと点数占いっぽい優しい言葉を、
集めたくなってしまいます。
もちろん、手裏剣ハンコもついて来ます。
お店を後にし、再び小路に戻るとき、
靴を履き直します。
この感覚は遊びに行った親戚の家から、
帰るときと同じ。
七尾屋-09
旅先と繋がる言葉。
会話という聴覚で感じるものがあれば、
判子とは視覚で伝える
コミュニケーションツール。
今度はどんな色の折り紙を広げに来ようか、
待ち遠しくてたまりません。

ローカルフードデザイナー/伝承料理研究家/復興庁「専門家派遣集中支援事業」登録専門家
地域食材・食文化をテーマにした商品開発や地域活性事業の企画・運営、取材、執筆、撮影、講演活動、地域メディア・ソーシャルメディア運営アドバイザー。人×食×地域の繋がりを強くする取組みをしています。詳しいプロフィールは下のリンクから。
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