岩手県釜石市・青龍 旨い味噌チャンポンは朝が知っている。

 

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青龍-01
釜石の方にこのお店について伺うと、
帰って来たのは「もちろん!食べたことある!」という声ばかり。
そして、必ずついてきたのが
「飲んだ締め食べる味噌チャンポン」という言葉。
お店に行ってメニューを見れば、「おすすめ」の文字が目を惹きます。


青龍-02
麺を覆うたっぷり野菜にイカ、そして溶き卵。
立ち上る湯気に乗って、白味噌の香りがテーブルを包み込みます。
釜石ラーメンのスタンダードスタイルは、
澄んだ琥珀色で具が少なめの薄化粧型。
それに対して、色々な具の個性を白味噌と卵が、
オーケストラを指揮するようにまとめている感じです。
スープを飲めば動物系の土台の上に、
具のエキスがしっかり溶けたやさしい味。
もちろんイカは逞しく野菜はシャキシャキ、
味噌チャンポンライスとしてご飯が欲しくなります。
青龍-03
麺を引き上げれば、そこは細麺の国・釜石。
すーっと細麺が姿を現しました。
具と卵をよく絡ませて啜れば、
熱さにむせつつも、スープの馴染んだ旨さが勢いよく入ってきます。
確かに、飲んだ後の締めにぴったりの味です。
青龍-04
半分ぐらいまで食べ進めたところで、
トッピングの辛味ペーストを投入。
混ぜてスープを飲めば辛さで酔いが、
麺を啜ると汗と共にアルコールが逃げていくのが分かります。
ただ、汗が止まらなくなるぐらいに効き目が絶大。
お店を後にする際には、寒さに気をつけなければなりません。
震災前は大町地区にあった「飲ん兵衛横丁」という飲み屋さん街付近の、
青葉通り沿いで営まれていたというこのお店。
被災してしまった後は、仮設店舗や移動販売による営業も考えたそうですが、
今の場所で営業を再開して約1年となりました。
青龍-05
締めの一杯が似合うお店には、
味噌の香りと笑い声のチャンポンがよく似合います。
そして、ホテルから見る翌朝の青空には、
美味しく楽しい時間の記憶が何より似合います。

ローカルフードデザイナー/伝承料理研究家/復興庁「専門家派遣集中支援事業」登録専門家
地域食材・食文化をテーマにした商品開発や地域活性事業の企画・運営、取材、執筆、撮影、講演活動、地域メディア・ソーシャルメディア運営アドバイザー。人×食×地域の繋がりを強くする取組みをしています。詳しいプロフィールは下のリンクから。
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