京都・新福菜館本店 中華そば(並)とヤキメシ(650+500円)

 

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新福菜館-01.jpg
京都駅周辺で昼食を食べる。
これって意外にハードルが高いものです。
というのは、駅前には湯豆腐や会席のような、
いわゆる京都らしさの象徴たる食べ物が、なかなか見当たらず、
錦市場に行けば色々あるものの、
この季節、暑さが強い京都で駅から歩くにもちょっと…という具合だから。
そこで、足を運んだのが京都の老舗ラーメン屋さん。
お昼少し前の到着だったのですが、
隣の第一旭と共に店頭には行列がありました。
偶然できた空席に飛び込み、壁に貼られたメニューから注文したのは、
中華そばの並サイズとヤキメシ。
なんといっても特長はこの黒いスープ。
そこに浮かぶ鮮やかな九条ネギの色と香り、
たっぷりのチャーシュー。
このコントラストは唯一無二でしょう。
レンゲでスープを掬い口に運べば、
色のイメージと違って塩濃くない味に驚き、
丸い黒醤油の味わいに染まった、
かんすい少なめのストレート麺を啜れば、
青森のまるかいのようなムチムチ感を思い出します。
強いハリというのではなく、
どこか繊細な食感の余韻を舌に残すのが、
京都らしさといったところでしょうか。
そして、もう一品ここで欠かせないのがヤキメシ。


新福菜館-02.jpg
これもまた黒々と輝く一品。
一口食べれば、こちらはしっかり目の味付け。
なのでビール向けの印象ですが、
食べ進めるほどにラーメンスープとの相性を強く感じ、
どちらが欠けるという発想が浮かばなくなります。
京都的な要素は真逆な感じなのに、
心惹かれるのは絶対的な味の魅力。
ある意味、これは「京都に旨いものを食べに来た」の
踏絵的な存在なのかもしれません。

ローカルフードデザイナー/伝承料理研究家/復興庁「専門家派遣集中支援事業」登録専門家 地域食材・食文化をテーマにした商品開発や地域活性事業の企画・運営、取材、執筆、撮影、講演活動、地域メディア・ソーシャルメディア運営アドバイザー。人×食×地域の繋がりを強くする取組みをしています。プロフィールやお問い合わせは下のリンクから。
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コメント一覧

  1. 一日一麺 より:

    数年前、京都に行った時に、全食ラーメンだったことを報告したら、家族に叱られたことがありますが、京都はラーメンのレベルが高いと思います^^

  2. takapu より:

    【一日一麺さま】
    全食ラーメン、すばらしいです!
    もし青森だったら、当然じゃないですか!!(笑)

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