東京駅・駅弁屋 祭 牛肉どまんなか(味噌味/1,100円)

 

Pocket
LINEで送る

牛肉どまんなか(味噌味)-01
先週末、仕事を終えたその足で東京駅に向かい、
駅弁屋さんに飛び込んで、3時間移動のお伴を探しました。
昔からの定番駅弁と新作駅弁が並ぶ売り場。
無数にある駅弁からボリューム感あって、
夕食としてしっかり腹持ちするものを探す。
意外に難しいものです。
しかも、駅弁でボリューム系を選ぶとなると、
揚げ物系か肉系のどちらか。
実は、あまりこの系を買わないんです。
こんな感じに困ったときは昔からの定番。
ということで、牛肉どまんなかを選びました。
しかも、新作の味噌味を。


牛肉どまんなか(味噌味)-02
箱から取り出すと、味噌の甘くやさしい香りが座席に広がり、
動き出した新幹線の車窓を眺めつつ、旅のスタートとなる一口目。
甘めの味噌ダレがしっかり馴染んだ柔らか牛肉と、
ごはんのバランスはこの日食べたかったもの。
ビール片手に食べ進めば、開放感とお腹は少しずつ一杯にふくれてきます。
牛肉どまんなかは、長い年月をかけて定番のタレ味を太い軸に据え、
塩味や食べ比べものといったバリエーションを増やし、
東京駅の売り場には、海鮮どまんなかなんてものも売ってました。
でも、それは全て定番が築き上げて来たブランドへの信頼あってのもの。
サイクルの早い駅弁業界は、あるお弁当が誰かの定番になるころに終売。
なんてこともよくある話ですが、それだと調製元にとっての軸がなかなか育ちません。
きっと、皆さんにとって「駅弁と言えば」の質問に浮かぶ一品は、
地域のロングセラーのものばかり。つまり、調製元の軸たるもの。
売れる駅弁ってそんなもんです。
だから、地方の調製元にはロングセラーを生み出してほしいんです。
できれば、何かに似てない駅弁を。
それが色々な波及効果を生み出すのですから。

ローカルフードデザイナー/伝承料理研究家
全国各地の伝承料理を中心とした、食材・食文化の魅力を伝えるコンテンツ制作や商品開発を通じて、人と地域の関係を深める食卓づくりをデザインしています。ウェブサイト「ホットサンドカフェ バウルー」「貝の王国 隠岐の島」や「百年食堂」も運営中。著作は「男と女のホットサンド」(フードユニット『やくみ』名義共著・グラフィック社)。詳しいプロフィールは下のリンクから。
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • Pocket
  • follow us in feedly

この記事へのコメントはこちら

メールアドレスは公開されませんのでご安心ください。
また、* が付いている欄は必須項目となりますので、必ずご記入をお願いします。

内容に問題なければ、下記の「コメント送信」ボタンを押してください。