早稲田・おむすび茶屋 3種類のおむすびと豚汁

 

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おむすび茶屋-01
日本食を世界遺産に。
政府が旗振り役となって、そんな取り組みが進んでいますが、
考えてみると「日本食」という言葉ほど、
色々な意味を包含しているものは、
なかなかありません。
今の日本の食卓に乗るのは、小さな島国で育まれた食文化と、
海外から運ばれて来た、多彩な食文化との融合でできた、
世界的にも希有な文化。
専門店だけではなく、食卓で世界各国の料理が並び、
いただきますの気持ちと共に味わう。
毎日の積み重なりによって、
そういった環境が日本の食文化となっています。
でも、それが続くと伝承料理の姿は薄れて行くもの。
「世界各国の多彩な料理が並ぶことが日本食文化である」
なんていう考えもありますが、
それは食文化を構成する、
食卓の多様化と生活様式の部分だけであって、
料理文化の話が留守になってしまいます。
日本食文化を代表する料理は、
何といってもおむすび。
いつの時代から存在していたのでしょうか。
嬉しいとき、悲しいとき、おむすびを食べると、
元気になれるのは何故でしょう?
おむすびという存在の起源には諸説ありますが、
一人一人にとってのおむすびの起源は、
母親が丁寧に結んでくれたもの。
お米の温かさと手の温もりの結びつきは、
いつの時代も普遍的な存在。
料理そのものの特長はもちろんですが、
一つの料理に関する日本人の想いの強さ。
そして、そんな強さを育んでくれた料理のこと。
世界遺産に登録されるにふさわしいのは、
そんなストーリーそのものだと思います。
おむすび茶屋-02
ある日、早稲田の一角で、さんまの蒲焼き、きび入りの塩むすび、梅干し。
それに豚汁を食べながら、思ったのです。

ローカルフードデザイナー/伝承料理研究家/復興庁「専門家派遣集中支援事業」登録専門家
地域食材・食文化をテーマにした商品開発や地域活性事業の企画・運営、取材、執筆、撮影、講演活動、地域メディア・ソーシャルメディア運営アドバイザー。人×食×地域の繋がりを強くする取組みをしています。詳しいプロフィールは下のリンクから。
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