愛知県名古屋市・住よし かき揚げ入りきしめん

 

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住よし-01
ぴよりんと奇跡の遭遇をした後、
東京行きの新幹線の出発まで約20分。
となれば、新幹線ホームを大阪方面に早足で歩き、
住よしに立ち寄らない理由はありません。
食券機に並ぶ無数のボタン、新メニューの写真。
時間がない中で悩みつつ、かき揚げ入りきしめんの位置で
指が止まりました。
空っぽの丼の中に、慣れた手つきで麺が入り、
おつゆが注がれ、かき揚げとかつおぶしが盛られる一連の所作。
職人芸にもかかわらず、微塵も無駄なプライドを感じさせないところに、
きしめんの神を見るようです。


住よし-02
おつゆを飲めば香り豊かで足腰のしっかりした鰹出汁。
きしめんを啜れば、舌に触れる度にゴールテープを切るような
心地よさが駆け抜け、
かき揚げを頬張れば、サクサクとグシュグシュの同居に
嬉しさが止まりません。
その時、出発まで約10分。でも、じっくり食べたい。
タイムリミットのジレンマと背中合わせだからこそ、
出汁の香りとの別れが近づいているから、
その一杯をしっかりと味わいたい。
冷めることのない、伊勢と名古屋の思い出。
また、間延びする前に来なければと、
最後の一滴を飲み干した瞬間に決めたのです。

ローカルフードデザイナー/伝承料理研究家/復興庁「専門家派遣集中支援事業」登録専門家 地域食材・食文化をテーマにした商品開発や地域活性事業の企画・運営、取材、執筆、撮影、講演活動、地域メディア・ソーシャルメディア運営アドバイザー。人×食×地域の繋がりを強くする取組みをしています。プロフィールやお問い合わせは下のリンクから。
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コメント一覧

  1. まさぴ。 より:

    ありゃ、すっかり新しいお店になったんだね。
    でもきっと臨場感は変わらないね。

  2. takapu より:

    まさぴ。さま
    臨場感と緊張感が狭い店内に犇めいて、まるで小劇場のようでした。私、スズナリ好きなんですよね…

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