虎ノ門・三恵 盛合わせ定食(750円)

 

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三恵-01

虎ノ門の昼時間、ごく一部で鳥通りと呼ばれる焼鳥屋さんがひしめく通りに、
古くからのままの佇まいのお店があります。

店頭のガラスケースから伺えるのは、定食屋さんだということ。
回転数を高めるとかのことを考えずに、日々お客さんに料理を提供する。
それは自分の一方的な思いゆえ、想像の域を超えないのですが、実直で温もりのある調理場の姿が浮かびました。

三恵-02

店内に入ってテーブル席に座り、壁に貼られた手書きのメニューを眺めます。
白い紙と追加された様々な紙の色。
味わいのある書体が昔ながら感を伝えてくれます。

かつて、この界隈にあった定食屋さんを思い出すように、
たらこ焼定食にしようと思いつつ、
盛り合わせ定食の文字に惹かれたのでこれを注文しました。 

三恵-03

まずは、定食のお漬物とおみそ汁。お椀の中は具沢山で、
野菜やわかめがゴロゴロ入っている姿に
昔ながらの一汁三菜的なものを思い出しました。

で、この後冷奴が出てきて少しずつつまみながら、
盛り合わせ皿が運ばれてくるのを待ちます。
なんか、呑み屋みたいな感じですが、お昼時間にこの感覚に酔えるのも、
楽しいものです。 

そんな気分の中、運ばれてきた盛り合わせ。
その姿は想像の斜め上を行ってました。 

三恵-03

丸いお皿にぎっしり盛られた、おかずのオンパレード。

海老フライにコロッケ、ピーマンの肉詰めフライ、インゲンのフライにアジフライのフライ軍団五人衆。 
その下には野菜の煮付け、シュウマイ、ほうれん草のお浸し、カニカマほぐしのマヨネーズ和え。
そして大きな卵焼き。見てるだけで楽しく、そしてお腹一杯になってしまいそうです。

早速、いただきます…なのですが、これだけあると何から箸を伸ばそうか迷ってしまいます。
とはいえ、悩んでいてもおかずは減るものでもなく、お腹はいっぱいになるものでもなく。
ということで、まずはフライから。

サクッと軽い歯触りからぎっしりタネがつまったコロッケ、
値段からは想像もつかない衣マシマシ感のない海老フライ。そしてフワフワのアジフライ。 
考えてみると、家で冷蔵庫の食材でフライを作るとこんな感じのラインナップ。
食卓の延長線っぽいからこそ、ほっとする味なのかもしれません。 

そして、煮物を一口。少し甘めの味付けが懐かしく、卵焼きも甘めの味付け。
昔、田舎ではおもてなしにお砂糖をたっぷり使う料理が振る舞われてましたが、
どことなく、そんなおもてなし感を覚えます。

全部食べ終える頃には、お腹いっぱいを通り越してはち切れる一歩前。
食後、睡魔との闘いが待っていそうですが、
それを上回る満足感の高い定食です。 

ローカルフードデザイナー/伝承料理研究家/復興庁「専門家派遣集中支援事業」登録専門家 地域食材・食文化をテーマにした商品開発や地域活性事業の企画・運営、取材、執筆、撮影、講演活動、地域メディア・ソーシャルメディア運営アドバイザー。人×食×地域の繋がりを強くする取組みをしています。プロフィールやお問い合わせは下のリンクから。
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