北参道・ベラミ オムライス(800円)

 

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ベラミ-01
千駄ケ谷小学校の向かいに並ぶ飲食店。
先日足を運んだcurryupの隣にあるのが、
懐かしい時間が流れている顔をしたこのお店。
庶民的な洋食屋さんと断定する感じでもなければ、
トップランナー的に時代を駆け抜ける感じはない。
coffeeと書かれた木の看板の味わいが、
更にその雰囲気を増幅させています。
そんな不思議な外観のドアを開けば、そこはスナック風の内装。
夜の7時までは食事メニューとして、
洋食を中心とした定食を提供しているそうです。
実は、本命に決めていたのが、
店頭のメニューにも書かれていた「焼モツ丼」というもの。
…でしたが、レギュラーメニューから日替わりのレアメニューへと、
配置転換されたそうでこの日は不在。
ということで、2番目に気になっていたオムライスを注文しました。


ベラミ-02
ベーコンとケチャップが大胆に彩りを添えるオムライス。
早速スプーンで一口分を掬ってみると、
見た目の印象以上に厚みのある卵焼き。
緩くダラダラにチキンライスに混ざるものではなく、
表面のふわトロ層とプルンとした層が、
自然な二層構造になっています。
昭和のオムライスは薄い卵焼きで包まれているか、
卵とケチャップライスを混ぜ込んで焼くのが基本系。
一方、平成のオムライスにはふわトロの卵焼きが乗っていて、
そこにケチャップではなくソースが注がれています。
で、こちらは昭和スタイル。
一口食べれば、たっぷりのケチャップ味に、
刻み玉ねぎとベーコン。
そこに隠し味にカレースパイス。
隠し味といいつつ、メインボーカルの座を奪っているものもある昨今、
しっかりとバックボーカルで味わいのハーモニーを奏でています。
何口か食べ進め、味噌汁で舌の感覚を少し変化させて、
手を伸ばした先には黄色い丘の上に走るベーコン。
太く逞しくジューシーで食べ応え抜群。
最初は、大盛にしようかと思ったのですが、
これのおかげもあって、予想以上の満腹感。
これは、昭和と平成のいい所をミックスさせたオムライス。
赤い交差点にオムライスの変遷を感じつつ、
このぐらいの進化が心地いいなぁと思ったのです。

ローカルフードデザイナー/伝承料理研究家/復興庁「専門家派遣集中支援事業」登録専門家 地域食材・食文化をテーマにした商品開発や地域活性事業の企画・運営、取材、執筆、撮影、講演活動、地域メディア・ソーシャルメディア運営アドバイザー。人×食×地域の繋がりを強くする取組みをしています。プロフィールやお問い合わせは下のリンクから。
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