福島県福島市・珈琲グルメ Part1セット(1,270円)

 

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珈琲グルメ-01
あの日以降、縁あって福島に足を運ぶことが増えています。
駅に到着するのは大体お昼前後で、
ランチタイムを過ごす時間で、
街のことを少しずつ勉強している。
そんな感じです。
福島駅から歩いて5分ほど、
デパートが立ち並ぶメインストリート沿いに、
一軒の珈琲屋さんがあります。
その店名は、珈琲グルメ。
これまで、都内でグルメという言葉を冠したお店で、
あまりいい経験をしたことがないのですが、
こういった地方都市では、
むしろ店名に不思議な惹きを感じるものです。
早速、階段を登ってお店の入口にたどり着くと、
丁度ランチタイムだったこともあってか、
店頭にはウェイティングの列。
店内にあるシートに名前と人数を書いて待っていると、
店員さんがメニューブックを運んできました。
開けば、そこにはあまりにも充実したラインナップ。
メインは自家焙煎の珈琲、その先にはフードメニューとデザートメニュー。
シンプルなメニュー構成のカフェが増えている昨今、
大量のテキストと写真を眺めていると、
待ち時間を忘れてしまいます。
店内に案内されると、左手には窓に面した大きな焙煎スペースがあり。
右手には長いカウンター席と大きなラウンドテーブル。
カウンター席に座って珈琲を淹れる所作を眺めつつ、
注文したのは「Part1セット」というもの。
フードメニュー、ドリンク、そしてデザートから一品ずつ選べば、
どの組み合わせでも税込み1,270円になるシステムです。
でも、これがまた悩みどころ。
ドリアとかカレーとか塩パスタとか、
喫茶店で食べたいメニューのオールスターが揃い、
アイスコーヒーやカフェオレなど、
自家焙煎の珈琲メニュー。
更にデザートを選ぶという作業。
ある意味、最高の幸せなのですが、
初めての訪問にも拘らず、ベストな組み合わせを
追い求めようとすると悩んでしまうもの。
結局、煮込みハンバーグ、アイスコーヒー、
そして珈琲ババロアというフォーメーションにしました。
もう、勝手に必勝体制です。


珈琲グルメ-02
まず運ばれて来たのは、煮込みハンバーグ。
まさか、カレーライスのような姿で運ばれて来るとは思いもよらず、
この姿には圧倒されました。
大振りなハンバーグは、まさに家庭的な味。
トマト風味のデミグラスソースがしっかり染み込んで、
ソースに入ったしめじやエノキの、
くにゅっとした歯ざわりがリズムを作ります。
白米指向の味付けなので、ソースを絡めて食べるだけで、
商業洋食の原点っぽい素朴な美味しさが広がって、
なんだかもうたまりません。
最初のお皿を空にして、アイスコーヒーを飲みながら、
デザートを待ちます。
じんわりと広がる柔らかな豆の甘さが喉を通る度に、
やっぱり珈琲が主役のお店、この味あっての色々なメニュー群なんだ。
と、確認させてくれます。
そして、お待ちかねのデザートタイム。
珈琲ババロアが運ばれてきました。
珈琲グルメ-03
ババロアの土台の中心に、たっぷりのソフトクリーム。
このダイナミックなルックスには、テンションが上がります。
一口大にババロアを掬って食べれば、
フルフルの食感から溢れ出す珈琲の香り。
甘さは控えめでしっとりというよりは、
少しゼリー状に近い感じの食感。
そして、ババロアのトランポリンの上に
鎮座するソフトクリームを絡めて食べると・・・
言葉になりません。単純に旨いです!
バニラ、珈琲、ミックスの3種類から選べるのですが、
ババロアを混ぜつつ食べるには、ミックスが一番。
珈琲の豊かな香りとフルフルした食感、
そしてミルクのコクと甘さ。
このコンビネーションは無敵です!
すっかりお腹いっぱいになったところで、
レジでお会計を済ませてお店を後にすると、
ドアの向こうにはお客さんの姿。
絶えることなく、次々と案内されていきます。
そういえば、このお店のアルバイトの子は、
地元の福島大学の子が多いという話を聞き、
お店と地域のいい関係で、この空気は作られているんだなぁと。
次はどんなフォーメーションにしようか、
今から楽しみですし、また一つ福島を訪れる理由が増えました。

ローカルフードデザイナー/伝承料理研究家/復興庁「専門家派遣集中支援事業」登録専門家
地域食材・食文化をテーマにした商品開発や地域活性事業の企画・運営、取材、執筆、撮影、講演活動、地域メディア・ソーシャルメディア運営アドバイザー。人×食×地域の繋がりを強くする取組みをしています。詳しいプロフィールは下のリンクから。
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