茨城県ひたちなか市・らーめん現代 いつも心にスタミナを

 

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らーめん現代-01
東京から車を走らせること約2時間、
やってきたのは茨城県。
心ときめく産直・どきどきファームや、
サザコーヒーの本店もあって、
常磐道ドライブのターゲットポイントとして丁度いい場所ですが、
今日のお目当てはスタミナ冷やし。
昭和40年代に、ひたちなか市の中華料理店が始めたメニューが、
県央部の近隣市町村にも拡大し、今ではご当地グルメとして愛されている一品です。
そんなメニューのメッカとされているのは、JR勝田駅界隈。
今は発祥とされているお店の姿はありませんが、
駅から5分ぐらい歩いたところの交差点に、
名物店とされる2つのお店が向かい合っています。
どちらも開いていたら迷ったところですが、
片方のお店が定休日だったので、
目に鮮やかな黄色いファサードに、
「らーめん現代」の文字が輝くこちらにしました。
らーめん現代-02
店内に入ると、右手には壁に大きな鏡が飾られたカウンター席、
その並びには、厨房と向かい合った熱気ムンムン特等席。
ちょっと大きめの荷物があったので、
4人がけのテーブルに座ってメニューを眺めます。
らーめん現代-03
やはり、一番先に目が行くのはスタミナ冷やしの文字。
このお店の正式名称はスタミナ冷しメン。
ラーメンとかタンメンとかの片仮名表記メンの流れに沿っています。
他にも、ウマニ冷やしメンやマーボー冷しメンといった同系メニューの姿も。
常連だったら、上手くローテーションを組みたいところです。
らーめん現代-04
裏面には、定食メニュー。
スタミナ定食やスタミナ丼といったスタミナ系のメニューに惹かれつつ、
定番の野菜炒め定食の文字もしっかりと。
チャーハンもそうですが、中華料理店○種の神器的なベーシックメニューがあると、
お店に対する信頼度が増すものです。
さて、確認したところで注文です。
もちろん、スタミナ冷やしメン一択。
厨房のアクションを眺めつつ、お水を飲んで出来上がりを待ちます。
その間にも、お客さんは絶えることなく暖簾を潜り、
空き席は次々と埋まっていきます。
そんな中で、スタミナ冷やしメンの登場。
おかみさんが持つ器のサイズに、
早くも胸膨らみます。


らーめん現代-05
器の表面を覆うたっぷりの餡から太麺がチラッと覗くアイキャッチ。
中華的な赤色に染まった餡には、白菜、にんじん、ゆでたまご、そしてレバーの姿。
スタミナ冷やしの餡は、カボチャが入っていることが特長の一つですが、
ここにはタケノコが入っています。
麺にしっかり絡めて早速一口、跳ねないようにゆっくり啜ると、
滑らかな甘辛餡の旨さとショウガの刺激が絡んだ旨さ。
そこに、水で引き締められた太めの麺の弾力と、野菜のシャキシャキ感が重なると、
なんともクセになる組み合わせが口の中で展開されます。
冷やしという言葉がつくメニューとはいえ、
冷やし中華のタレや、冷やしラーメンのスープに相当する、
中華餡まで冷えているのではなく、熱さを和らげるのは
麺の温度と麺をリフトアップによるもの。
なので、水が欠かせないのですが、
舌がリセットされると独特の味わいの良さを、
更に強く感じることになります。
こうして、虜になる人が増えていく。
といった感じでしょうか。
らーめん現代-06
そして、スタミナ系メニューにに欠かせないのは、このレバー。
肉を包む衣がしっかり餡の旨さを纏い、
唇に触れるとプルプルする食感もたまりません。
ちなみに、「肉スタミナ」というメニューにすると、レバーが豚肉に変わるのですが、
他のお客さんが同席の方に「豚にする?レバーにする?」と確認していたのが、
地元での使い分けなんでしょうね。
という感じで勢いよく完食。
麺の量も器に比べて思いの外少なく、
まだお腹に余裕があったので、小ライスを注文して、
らーめん現代-07
こんな感じにしてみました。
サラサラと入って胃袋に入っていく怖さ、
でもこれはやめられません。きっと、次もやります。
お店を後にすると、高速道路を運転し続けて来た疲れも、
どこかに消えてなくなってました。
いつも心にスタミナを補給してくれる一品。
食べ終えた後、街ゆく人が逞しく見えたのは
気のせいじゃないのかもしれません。

ローカルフードデザイナー/伝承料理研究家/復興庁「専門家派遣集中支援事業」登録専門家
地域食材・食文化をテーマにした商品開発や地域活性事業の企画・運営、取材、執筆、撮影、講演活動、地域メディア・ソーシャルメディア運営アドバイザー。人×食×地域の繋がりを強くする取組みをしています。詳しいプロフィールは下のリンクから。
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