宮城県気仙沼市・アンカーコーヒー 憩いと賑いの錨

 

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アンカーコーヒー-01
気仙沼2日目、ホテルで朝風呂→朝食のゴールデンコースを堪能した後、
荷物をまとめてチェックアウトと共にフロントに預け、
タクシーで向かった先はここに来た目的の一つ、アンカーコーヒー。
元々、ほぼ日で知った珈琲店で、ここの豆を取り寄せて挽いて淹れれば、
香りと共に気持ちを、まだ未ぬ気仙沼に連れて行ってくれる。
なんというか、まるで魔法のような珈琲でした。
アンカーコーヒー-02
仮設飲食店街「福幸小町」の田中通りにある店舗、
その外観から、こじんまりとした感じなのかなぁ…と思ったのですが、
中に入って広いカウンター越しに「いらっしゃいませ!」の出迎えを受けて、
店内を見回せば、奥にテーブル席やソファー席の姿もありました。
アンカーコーヒー-03
メニューは珈琲はもちろんのこと、
焼きドーナツに、スコーン、サンドイッチ…
朝食でご飯のお代わりをしたことを、少しだけ後悔しました。
とはいえ、珈琲の他に何も口にしないというのも寂しいもの。
ということで、今日の珈琲と焼きドーナツのミックスカップを注文。
お会計を済ませて席に向かいます。


アンカーコーヒー-04
と、その前にグッズコーナーを確認。
珈琲豆はもちろんですが、Tシャツやマグカップも揃っています。
アンカーコーヒー-05
折しもこの日は気仙沼みなとまつりの初日。
店内の席には地元に帰ってきたと思しき学生さんや、
ボランティアの方などで賑わっていました。
アンカーコーヒー-06
運ばれてきた珈琲を一口飲めば、あの香りが鼻孔を通り抜け、
酸味と共に優しく包み込むようなコクが身体の中を巡ります。
そして、指でつまむは焼きドーナツ。プレーン、抹茶、マーブル。
一口つまむとフワッと、でも張りのある口当たりの生地から、
それぞれのオリジナリティが溢れだし、珈琲の後味が少しずつ変化していきます。
珈琲の量がしっかりめなので、焼きドーナツを食べ終えたら、
さっきより少し飲みやすくなった温度から生まれる味に、
ゆっくりと浸ることに。
アンカーコーヒー-07
カップの裏にはあの日の日付。
アンカーコーヒー-08
ところで、アンカーコーヒーには、いくつかの支店があるのですが、
そこにはフルセイルコーヒーという名称が付けられています。
その理由は「アンカー」が錨の意味で、「フルセイル」が帆を広げて進む船の意味。
つまり、基点であり母港である気仙沼のお店から出航し、
様々な場所に広がっていくからフルセイル。
さしずめ、このスタンプカードは乗船証のようなものでしょうか。
自分も乗組員として色々な船に訪れて、航海記録を残していきたいものです。
最後の一滴を飲んで時計を見れば、
いつの間にか1時間半近く経っていました。
お店を後にして気仙沼の駅に向かいます。
アンカーコーヒー-09
気仙沼の交通機関は、JR大船渡線が気仙沼を終点とした仮復旧の状態にあり、
JR気仙沼線も柳津までの区間は復旧していません。
そこで、代替交通機関として運行されているのがBRT(バス高速輸送)。
アンカーコーヒー-10
気仙沼線の線路を撤去して、
バス用に整備されたホームに到着したのは真っ赤なバス。
車体に描かれているイラストにはバリエーションがあり、
ホヤぼーやの車体もありました。
アンカーコーヒー-11
そろそろ、大船渡線の出発です。
こちらの車体にはドラゴンレールのイラストが。
大船渡線は線路がクネクネと龍の尾のようになっているので、
この愛称になったそうで。
アンカーコーヒー-12
短かった気仙沼での時間ももう終わり。
いつか、ボックスシートに乗って、
この先の景色を眺めてみたいものです。

ローカルフードデザイナー/伝承料理研究家/復興庁「専門家派遣集中支援事業」登録専門家 地域食材・食文化をテーマにした商品開発や地域活性事業の企画・運営、取材、執筆、撮影、講演活動、地域メディア・ソーシャルメディア運営アドバイザー。人×食×地域の繋がりを強くする取組みをしています。プロフィールやお問い合わせは下のリンクから。
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