経堂・いちまん ぶどうのパフェ(1,000円)

   2014/09/16

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いちまん-01
経堂駅の北口、コルティを中心とした商業エリアから
少し外れたところに、大きなガラスドアのお店を見つけました。


ケース越しに輝くケーキの姿、
産地以外ではあまりお目にかからないような、
「マンゴー」「もも」と描かれた幟。
そしてソフトクリームのオブジェに、シーズンメニューが描かれた黒板。
甘味やフルーツを店頭で謳う方法は多々あれど、
ここまで分かりやすく要素を盛り合わせにしているお店は、珍しく感じます。
しかも、店名はイチゴとマンゴーを組み合わせたものですし。
果物の農家さんが経営しているというお店ということで、
店内にはフルーツの入った冷蔵ケースも完備されています。
気に入ったら買えるというスタイルですね。
いちまん-02
奥のカウンター席でグランドメニューに手を伸ばそうと思ったところ、
小さなシーズンメニューが手招きしてきました。
マンゴーにマスカットに桃。
店内の壁に掲げられた収穫時期のカレンダーに連動して、
旬を迎えたパフェやドリンクの文字も瑞々しく感じます。
いちまん-03
注文を済ませたところで、「試食です」として運ばれてきたアイス。
濃厚なミルクベースの中に、いちごのスッキリした酸味と甘味が溶け込み、
口溶けの中で、さすが「いちまん」だと思わせてくれます。
いちまん-04
そして、主役の登場です。ぶどうたっぷりのパフェ、
シャインマスカットの輝きが、宝石のように並びます。
皮ごと食べられる鮮烈な甘さと、
その甘さをふんわりと包み込むソフトクリーム。
どちらも高濃度なので片方の味が前に出過ぎることなく、
パフェグラスの中でしっかりと掛け算がされています。
いちまん-05
もちろん、マスカットは中までぎっしり。
コーンフレーク的なものは席を外しております。
最後の一口に向かうに連れて、ベリーのソースの酸味が本領を発揮し、
口が重くなることなく、記憶の鮮度を保つ役割を果たしています。
椎名町の「cafeのら」もですが、
やはり果物屋さんとパフェの親和性は高いものです。
店頭に並ぶ果物で季節の移ろいを感じるように、
ソフトクリームとの掛け算で生まれる甘さの記憶は、
シーズンベストのスイーツとして昇華した時にしか出会えないもの。
イチゴが主役になる季節も一歩一歩近づいてます。
でも、その前にもう一度梨とかあたりがあれば…と、
脳内での収穫は止まりません。

ローカルフードデザイナー/伝承料理研究家/復興庁「専門家派遣集中支援事業」登録専門家 地域食材・食文化をテーマにした商品開発や地域活性事業の企画・運営、取材、執筆、撮影、講演活動、地域メディア・ソーシャルメディア運営アドバイザー。人×食×地域の繋がりを強くする取組みをしています。プロフィールやお問い合わせは下のリンクから。
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