池袋・POMMEKE ポムケとビールのセット(1,000円)

   2015/05/03

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やって来ました、ゴールデンウィーク!

今年の初日は、ちょうど週の真ん中・水曜日ということで、遠出をするのがちょっと難しいという方も多いのでは?

そんなタイミングの今日、池袋西武百貨店の9階・屋上にオープンしたのが、「食と緑の空中庭園」というスポット。食と四季を楽しむことをテーマに、睡蓮の池やグラスフィールドといった緑で彩られた空間に、フードカートがズラッと並びます。

焼き小龍包からシシリアンライスの専門店まで個性派揃い。どの飲食店にも行列ができていましたが、その中で自分が気になっていたのがこのお店。

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フライドポテトの専門店、POMMEKEです。

北米のイメージが強いフライドポテトですが、実は発祥の地はベルギー。”fritten”と呼ばれ親しまれているベルギースタイルのフライドポテトは立派な食文化。今年はなんと、ユネスコの世界無形文化遺産登録申請が予定されているそうです。

和食がユネスコの世界無形文化遺産に登録された時には、4つの特長がフォーカスされました。この料理にもポテトの太さは10mmか12mm四方、牛脂の油で低温→高温の二度揚げといった、地元の方にしてみると「当然」なルールがいくつか存在します。特定の料理に欠かせないお約束は、美味しさの理由としてストレートに心に響いてきます。

歴史に育まれた本場の味を伝えてくれるこのお店は、去年オープンした外苑前店に次ぐ2号店。

S、M、Lの3サイズで量が選べ、ディップソースもフリッテンの定番・マヨネーズを始めとして3種類がラインナップされています。そして、ここだけの限定フレーバーとしてメニューに踊るのは「ワサビマヨ」の文字。きっと、ここが食と緑の空中庭園だからなんでしょう。

サイズに悩み、ディップに迷いそうな昼下がり。そんな硬直状態を打ち破ってくれるのが、Sサイズとベルギービールのセットメニュー。迷ったらこれでいけ!と背中を押さんばかりの存在です。

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代金払って待つことしばし、揚げたての香りと共にお目当てが登場です。

手渡された厚手の紙カップの中には、太く逞しいフライドポテトと、大胆にディップされたワサビマヨドレッシング。ちなみに、ディップは別容器での提供もしてくれます。

さっそく熱々を一口。外はサックリ中はふんわり、コントラストの効いた食感は、フリッテンの定義にある低温の油と高温の油の二度揚げで生まれたもの。油の重たさを感じることなく、ほのかな塩味に乗って手が止まりません。

ここに絡まるワサビマヨ。切れ味鋭い爽やかな刺激とマヨネーズのコクが、食べ応えとピルスナータイプのビールの勢いを増してくれます。

本物の味を知れば、その国に行って本場の空間の中で味わいたくなる。今日は、池袋の空とベルギーの空がポテトで繋がった記念すべき日です。

ローカルフードデザイナー/伝承料理研究家/復興庁「専門家派遣集中支援事業」登録専門家
地域食材・食文化をテーマにした商品開発や地域活性事業の企画・運営、取材、執筆、撮影、講演活動、地域メディア・ソーシャルメディア運営アドバイザー。人×食×地域の繋がりを強くする取組みをしています。詳しいプロフィールは下のリンクから。
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