【うぐいすと穀雨/雑司が谷】艷やかなコーヒーゼリーと、鮮やかなビスコッティ

20/06/2015東京,練馬区/豊島区/板橋区,スイーツ,ひるたび・さんぽ

うぐいすと穀雨-01

少し前に見つけたうぐいすと穀雨。
毎週のように、新しいメニューをリリースするこのお店。
FBページを見る度に、味を想像して楽しんでいます。

【うぐいすと穀雨/雑司が谷】坂の上のパン屋さん。 | ひるどき日本ランチ日記
雑司が谷の駅を出て、明治通りを池袋駅の方向に歩く坂の途中。いつも見慣れた風景の中に小さな看板とパンが入ったガラスドームが加わっていました。 ビルの1階にある整体院はかかりつけなの…

で、ある日の記事に姿を現したのがコーヒーゼリー。
不思議と、ゼリーやプリンの類は「食べたい!」の瞬発力を高めるようで、
速やかにお店に向かったのでした。

ガラスの器にたっぷりと入ったその姿は、温かな店内の灯りを浴びて艷やかに輝いています。

ところで、自分的にゼリーを食べる時に楽しみなのが弾力予想。

スプーンで掬えば弾けてしまいそうな繊細系と、一口大にスプーンで切って食べる感じのしっかり系。
口の温度でとろけるまでの間に、舌触りとして楽しませてくれるこの感触。
どちらのタイプも大好きなのですが、どちらのタイプで来るかを勝手に予想します。

ゆっくりとスプーンを当てれば、しっかり系の感触。
口の中に運び、温度で少しずつ溶け出すに連れて、珈琲の香りが広がります。

ここに組み合わせるのはメイプルシロップ。
重たいタッチではなく軽く滑らかに全体をコーティングして、珈琲の香りと楓の風味がすっと馴染んで、口の中でゼリーが溶け出すと共に生まれる一体感。
そして消える瞬間に舌に残る余韻。たまりません。

で、もう一品いただいたのがビスコッティ。
生地に輝く鮮やかなベリーの姿、珈琲に浸して食べればベリーの香りと酸味が、優しい甘さをキュっと引き締めて、大好きな珈琲が一層美味しく感じる魔法のコンビネーション。

もちろん、これをテイクアウトして、家で淹れた珈琲と共に楽しむこともできますが、窓から見える明治通り沿いの風景と共に食べるのが流儀。
そんな気がしてなりません。

やっぱり、ここで過ごす時間は至福のもの。
次のメニューリリースが楽しみです。

著者プロフィール

takapu

ごはんフォトグラファー/Local-Fooddesign代表
食にまつわる各種コンテンツ制作(フォトグラファー、エディター、フードライター、インタビュー)、商品開発・リニューアル提案、PRツール・ロゴ制作などを手掛けます。
創業75年以上の老舗食堂を紹介するウェブサイト百年食堂の制作・運営もしています。
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Posted by takapu