神田・鶏家六角鶏

 

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石を投げれば飲食店に当たりそうな神田駅周辺。
あまたの飲食店が並ぶ界隈で力強くメニューの文字が踊るこのお店。六角鶏と書いて「ろっかっけい」と読みます。

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大阪資本のグループが展開するお店の一つなのですが、店舗づくりの際に心がけられているのが、内装にコストをかけずに美味しい食材をお客さんにリーズナブルに提供するというもの。
そんな力強い志が天井近くに書かれた「つくね」文字にも現れています。

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ご案内いただいた方のリードで次々と並ぶ鶏料理。六種類の地鶏を手がけていることで名付けられた店名ということもあって、リードがないと10分ぐらい迷ってしまう勢いでした。

ということで、まずは、大きなだし巻き卵からスタート。見た目からぷるんぷるん、箸を通せばその弾力が伝わってきます。
出汁がしっかり効いた卵に醤油ベースの玉ねぎのタレや青ネギを絡めて食べれば、気分はまるで卵のステーキのようです。

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次に、このお店の名物であるつくねの五種盛り。串に刺さったつくね4個分ぐらいのサイズで、オーソドックスなタレ×卵黄に、塩、ねぎポン酢、そして辛味噌にWチーズ。
上手い人が作るおむすびのようなフワフワとした食感の軽さから鶏肉のあっさりした脂が溢れだし、ソースの個性や卵が絡むと抜群の美味しさが生まれます。

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六角鶏のコブサラダは、あっさり胸肉とアボカドのコクとのコンビネーション。アメリカ生まれのサラダが、和的な二品に瑞々しさを加えます。

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そして、ささみの一夜干し。噛み締めるほどにじんわりにじみ出る旨味がお酒のアテにぴったりです。

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トリを飾るのはロックチキン。カレー風味を纏ったげんこつサイズの唐揚げを大胆にかぶりつけば、ジューシーな脂が噴水のように溢れだすパワフルな一品。これを食べないと終われません。

18:30ぐらいにお店を訪れてから、お店を後にした21:00ぐらいまでの間、店員さんの動きが鈍くなることはなく、しかも、お店の方に話を聞けばピークタイムはもっと後ろにあるとのこと。
そんな無尽蔵なパワーは、勢いのあるお店が持っているエネルギーから生まれるものなんでしょう。

ローカルフードデザイナー/伝承料理研究家
全国各地の伝承料理を中心とした、食材・食文化の魅力を伝えるコンテンツ制作や商品開発を通じて、人と地域の関係を深める食卓づくりをデザインしています。ウェブサイト「ホットサンドカフェ バウルー」「貝の王国 隠岐の島」や「百年食堂」も運営中。著作は「男と女のホットサンド」(フードユニット『やくみ』名義共著・グラフィック社)。詳しいプロフィールは下のリンクから。
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