岩手県盛岡市・「光原社」のすっきり深煎珈琲と、しっとりくるみクッキー。

 

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さくらまつりから盛岡駅に向かう巡回バスからちょっと途中下車。終点一つ前の旭橋バス停で降りてみます。

北上川に木場があった藩政時代、この一帯に形成された材木商を中心とした商人の町。材木町の名前には活況を呈していた当時の記憶が受け継がれています。

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今でも毎週土曜日の夕方に買い物市「よ市」が開催されたり、ベアレンビールのお店があったり。個店の力と商店街一帯となったイベント力によって、界隈の生活者にとって欠かせない空間となっています。

そんな中で訪れたのは、川越しに見えた光原社。宮沢賢治ゆかりの地としてもお馴染みの民藝店です。

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開放的な中庭の先にある喫茶「可否館」のコーヒーが飲みたかったんです。

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注文したのは深煎珈琲なのですが、悩みどころは珈琲のお供探し。ワインゼリーが気になりつつ、アイスクリームもいいなぁと。でも、最終的に落ち着いたのはくるみクッキーでした。

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かすかな酸味の中から浮かび上がってくる澄んだ苦味。すっきりした飲み口の中から、じわりじわりと深みのあるコクが広がってきます。

もちろん、しっとりと口に馴染むクッキーとの相性は言わずもがな。たっぷり入ったくるみが湛える脂がたまりません。

汚れ一つない大きな窓から差し込む柔らかな光を浴びながら、手入れの行き届いた緑を眺めつつ、ゆっくりと時の流れを忘れることにしましょう。

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お店を後にして盛岡駅に向かって歩いていると、川の先には岩手山。この景色もあって、この一帯は岩手町とも呼ばれたこともあったそうです。

ローカルフードデザイナー/伝承料理研究家/復興庁「専門家派遣集中支援事業」登録専門家 地域食材・食文化をテーマにした商品開発や地域活性事業の企画・運営、取材、執筆、撮影、講演活動、地域メディア・ソーシャルメディア運営アドバイザー。人×食×地域の繋がりを強くする取組みをしています。プロフィールやお問い合わせは下のリンクから。
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