池袋・ロサ会館「キッチンチェック」のオムライスとポークソテー

 

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池袋西口の賑わいを1968年から見つめるロサ会館。

スペイン語で薔薇の意味を持つROSAの名前がつけられたこの建物。カリフォルニアをイメージしたというピンク色の外壁の奥、平成生まれの看板が囲む一角にキッチンチェックがあります。

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店頭のサンプルケースにずらりと並ぶ、オムライスやビーフシチューにポークソテーといった、心ときめく洋食のラインナップ。

「お持ち帰りもご利用ください」の言葉はきっと、会館テナント向けのサービスなんだろうなぁ…と思いつつお店の中へ。コの字型のカウンターに腰を落ち着けたら、じっくりとメニュー選びに励みます。

注文したのはオムライスとポークソテー。油が馴染み使い込まれたフライパンに玉子が注がれたり、分厚い豚肉の色がみるみるうちに香ばしく変化したり。強火のガスコンロで料理が生まれるまでの過程が楽しめる一番奥の席が特等席です。

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目の前にドンとお目見えしたオムライス。ごろんとグラマラスな姿をスプーンで崩して口に運べば、懐かしさと確かな技術を感じるおいしさがぎっしり。

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そして、分厚いポークソテー。厚さ約2センチのお肉の迫力に飲み込まれつつドミグラスソースを絡めて頬張ると、脂の甘さと肉汁が濃厚なソースの中でハーモニーを奏でます。

最初は食べきれるかなぁ…と思ってしまうほどのボリュームなのですが、重たさを感じることなく手が止まりません。

完食後に芽生えるのは、圧倒的な満足感「次に来た時には何を食べようかなぁ…」という小さな征服感。すべてのメニューをチェックしたくなります。

ローカルフードデザイナー/伝承料理研究家
全国各地の伝承料理を中心とした、食材・食文化の魅力を伝えるコンテンツ制作や商品開発を通じて、人と地域の関係を深める食卓づくりをデザインしています。ウェブサイト「ホットサンドカフェ バウルー」「貝の王国 隠岐の島」や「百年食堂」も運営中。著作は「男と女のホットサンド」(フードユニット『やくみ』名義共著・グラフィック社)。詳しいプロフィールは下のリンクから。
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