蓮根・一口目の辛さと刺激から御飯が止まらなくなる「聚(しゅう)」の花椒麻婆豆腐定食。

 

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飲食店の数が少ない都営三田線・蓮根駅。そんな駅のほど近く高島通り沿いに、中華料理のお店ができたのは昨年末のこと。

正直、入店するにはちょっと躊躇してしまう外観ですが、ここが勇気の振り絞りどころ。まだ未ぬ味を訪ねるべく、ガラス越しのテーブル席に向かいます。

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麺料理とご飯ものが並ぶランチメニュー、そんな中で目に止まったのが花椒麻婆豆腐定食。刺激的な見た目のお店でパンチの効いた中華を食べる。不思議といい感じのマッチングが出来上がりました。

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運ばれてきた大皿いっぱいの麻婆豆腐は辛旨志向。花椒の突き抜ける刺激というよりは、豆板醤の辛さがしっかり溶け込んだ餡には、豆鼓の風味も効いています。

ザーサイやスープも手伝ってハイペースで御飯が進む中、メインに絶対的なボリュームがあるので、ごはんは普通盛りで十分なバランスです。

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そんな麻婆豆腐を出すお店ですが、軸になっているのは中国東北地方の料理。ご主人と奥様が生まれ育ったハルピンの味を忠実に作っているそうです。

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メニューには名物の煮込み料理を始めとして、白菜を漬け込んだ酸菜や干豆腐を使った家庭料理など。

平均的な中華料理を出すお店が多いこの界隈で、特定の地方に特化した中華料理は日々の食事に変化をつけるのに貴重な存在。

見かけによらずの本格派は、夜なら故郷への思いが詰まった、更に本気な味が楽しめそうです。

ローカルフードデザイナー/伝承料理研究家
全国各地の伝承料理を中心とした、食材・食文化の魅力を伝えるコンテンツ制作や商品開発を通じて、人と地域の関係を深める食卓づくりをデザインしています。ウェブサイト「ホットサンドカフェ バウルー」「貝の王国 隠岐の島」や「百年食堂」も運営中。著作は「男と女のホットサンド」(フードユニット『やくみ』名義共著・グラフィック社)。詳しいプロフィールは下のリンクから。
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