大船渡の隠れた名店を魚市場の中に発見!『れすとらん海』で食べたい磯ラーメン

 

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とある仕事で訪れた大船渡市。海沿いを車を走らせて向かった先は大船渡市魚市場。午後の打ち合わせ前にお腹を満たさんと向かった先は、市場内にあるレストラン海(かい)。

食堂の入口で出迎えるのは豊富なメニュー。海鮮丼にしようか、お刺身定食にしようか、はたまた海のミックスフライも魅力的だ…と、悩んだ末に選んだのは磯ラーメン。

青森県八戸市から石巻市までの太平洋側、約600キロに渡る三陸海岸沿いで定番の麺料理ですが、同じ呼称にもかかわらず各地域で採れる海産物の違いが、器の中に色濃く反映されています。

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ラーメンが運ばれてくるまで、テーブルに置かれた灯台型の箸置きの蓋を開けたり閉じたり。食べ放題のライスや漬物を準備したところで、主役の登場です。

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透明なスープの上にたっぷり盛られたワカメ、メカブ、ふのりといった海藻と、ムールやホタテ貝。さすが、海藻と貝類エリアの大船渡です。

磯の旨味がしっかり溶け込むスープを一口飲めば、麺がスープの上に顔を出すぐらいに二口三口と止まりません。

海藻のコリコリ食感、貝から溢れ出す旨味。当地ならではの新鮮な食材の魅力を満喫しつつ、スープをまとった細麺を食欲のままに啜る。身体を温める機能性も含めて、これぞ海沿いの味です。

麺を食べ終わったら、ライスにスープを注いで雑炊スタイルでサラサラと。いつしか器も茶碗も空っぽになってました。

昭和39年に整備された旧市場の老朽化に伴って、平成20年度に建設工事が始まったこの市場。しかし震災によって工事現場が被災。それでも困難を乗り越え平成26年に工事が完了。建物の中には見学デッキや展示室も設置されています。

視覚でも舌でも大船渡の漁業を体験できるこの市場。多くの方に訪れていただきたい場所です。

ローカルフードデザイナー/伝承料理研究家/復興庁「専門家派遣集中支援事業」登録専門家
地域食材・食文化をテーマにした商品開発や地域活性事業の企画・運営、取材、執筆、撮影、講演活動、地域メディア・ソーシャルメディア運営アドバイザー。人×食×地域の繋がりを強くする取組みをしています。詳しいプロフィールは下のリンクから。
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