さすがオレたちの工藤パン!日本の絶滅危惧種・たぬきケーキが手軽に楽しめる『たぬきのバターケーキ』をいただきます!

02/05/2017青森,東北,テイクアウト,スイーツ

フランス製菓-01

青森のスイーツ・たぬきケーキ。ひと目その姿を見ればかわいさに手が伸びてしまい、一口食べれば中に詰まったバタークリームのコクに心奪われる。まさに魔性とも呼べる存在です。そんなケーキですが、今の悩みは作っているお店が少ないこと。絶滅危惧種と呼ばれるのもこの点が理由です。

たぬきのバターケーキ

そんな存在を、なんと青森のスーパーの冷蔵ケースで発見!イギリストーストでおなじみ工藤パンが手がけるその名は『たぬきのバターケーキ』。何より、バターケーキという文字を商品名に据えた時点で間違いありません。

工藤パンのたぬきケーキ-02

透明なカップの中にどーんと鎮座するたぬきさま。ポンタのようなつぶらな瞳に胸が高鳴ります。

このケーキ、いつもフォークを入れるのが気が引けるのですが、「おいしいうちに食べて!」と、訴えていると思い込むのが一番。さっそくスッと入れてみます。

工藤パンのたぬきケーキ-03

フワフワと軽やかな生地の上に、バタークリームがギュッと詰まったベーシックスタイル。独特の舌触りと共に少しずつ溶けるバタークリームと、グラマラスボディの中心部に潜む黄色いカスタードクリーム。時代を超えたクリームの共演は、たぬきケーキにしか出せない味の表現。むしろ、今だからこそ無限の可能性を感じます。

口溶け滑らかなコーティングチョコと、耳のチョコレートとの違いを舌で楽しみつつ、あっという間にごちそうさまでした。

この商品をスーパーで買って、家で食べた子供が「おいしい!」と喜べば、親は自分の思い出に残る、たぬきケーキのお店に連れていくはず。

きっと、たぬきケーキは世代をつなぐコミュニケーションツール。そう思わせてくれる一品です。

あ、ちなみにこの商品にはイチゴ味もラインナップ。まだ青森に桜が残るこの時期に食べれば、おいしさも満開!

著者プロフィール

takapu

ごはんフォトグラファー/Local-Fooddesign代表
食にまつわる各種コンテンツ制作(フォトグラファー、エディター、フードライター、インタビュー)、商品開発・リニューアル提案、PRツール・ロゴ制作などを手掛けます。
創業75年以上の老舗食堂を紹介するウェブサイト百年食堂の制作・運営もしています。
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Posted by takapu